
ゆい奈
@tu1_book
2025年5月27日

さみしい夜のページをめくれ
ならの,
古賀史健
読み終わった
@ 自宅
p179「本を読んでいる、という感覚はいつしか消えていた。だれかの話を聴いているのとも、映画を観ているのとも、もちろんゲームをしているのとも違う。おなかも空かず、ベッドに寝そべっている感覚もない。時間が過ぎるのを忘れて、意識の深く、また深くへと潜っていく。」
何かに追われることもなく、時間さえも意識せずに、本を読めたのはいつが最後だろう。こんなふうに読書に没頭できる時間がたっぷりあった時代にもどれたらなあと思う気持ちと、いや、あんなめんどくさい時代にはもどりたくないなあという気持ちと。児童書のまぶしい光というのか、輝きというのか、そういうものを浴びて、わたしはもうそんなにメキメキと伸びる芽ではないけれど、じぶんで選ぶということをもっと意識したいなとおもった。毎日毎日、選択の連続ですものね、おほほほほほ。さて、今から寝るか、もう少し読むかの選択によって、明日の私の調子がかわるわけですが、どういたしましょうといった具合で寝るとする。おやすみ。








