夏秋 "島はぼくらと (講談社文庫)" 2025年5月29日

夏秋
@natsuaki
2025年5月29日
島はぼくらと (講談社文庫)
最近辻村深月作品を読み続けているんだが、この本すごく好きだった。 登場人物達の全ての心情が描写されているわけではないのに「わかる」。痛みとか覚悟とか、それらが重苦しくなく伝わって、感情を揺さぶられつつも一気に読めた(あまりに辛いと読めなくなるのです) 衣花と新には具体的なワードが飛び出していたのに(実際どうなるかは置いといて)、源樹と朱里のことは余白たっぷりなのが個人的に大大大好きなポイント。 スロウハイツの神様を読んだ後なので更に楽しめた。
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