
エマ子
@emma-0508
2025年5月29日

マイ・アントニーア
ウィラ・キャザー,
佐藤宏子
読み終わった
「何を失ったとしても、彼女は命の炎をなくしてはいなかった」
開拓時代のネブラスカ、ボヘミアからの移民の少女アントニーアの物語。
彼女は度重なる不運に負けることなく、農婦として人生を切り開いていく。
魅力的な女性陣がたくさん出てくるんだけど、中でもアントニーアの幼なじみ、リーナが印象に残った。地元で有名な美少女で、出稼ぎ先でもモテまくり。かと言って身を持ち崩すこともなく、しっかり商才を発揮して洋裁師として成功していく。どれだけモテても「わたし結婚はしない」ときっぱりしてるのが清々しかった。



