マイ・アントニーア (文学シリーズ lettres)

マイ・アントニーア (文学シリーズ lettres)
マイ・アントニーア (文学シリーズ lettres)
ウィラ・キャザー
佐藤宏子
みすず書房
2010年11月11日
4件の記録
  • ちょび
    ちょび
    @shiba_3
    2025年9月13日
  • Anna福
    Anna福
    @reads--250309
    2025年6月28日
    津村記久子『やりなおし世界文学』、近藤健児『世界文学全集万華鏡』で紹介されていた作品。 語り手はハーヴァード卒の成功した弁護士ジム。祖父母、近隣のボヘミア移民一家、北欧やロシアからの移民達の開拓時代の暮らし。 繊細で美しい情景描写が素晴らしい。特にウクライナの森で人間として究極の選択をしたロシア人のエピソード、アントニーアの父の事…祖父母との牧場時代の章がとても印象的。 ジムの郷愁と広大な自然に包まれた、逞しく生きる開拓者の女達の物語とも言えるのでは。 子供時代の郷愁は、カポーティの『草の竪琴』を思い出させる。
  • Anna福
    Anna福
    @reads--250309
    2025年6月22日
  • エマ子
    エマ子
    @emma-0508
    2025年5月29日
    「何を失ったとしても、彼女は命の炎をなくしてはいなかった」 開拓時代のネブラスカ、ボヘミアからの移民の少女アントニーアの物語。 彼女は度重なる不運に負けることなく、農婦として人生を切り開いていく。 魅力的な女性陣がたくさん出てくるんだけど、中でもアントニーアの幼なじみ、リーナが印象に残った。地元で有名な美少女で、出稼ぎ先でもモテまくり。かと言って身を持ち崩すこともなく、しっかり商才を発揮して洋裁師として成功していく。どれだけモテても「わたし結婚はしない」ときっぱりしてるのが清々しかった。
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