
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年5月30日

ガラスの海を渡る舟
寺地はるな
読んでる
『他人の感情って、天候なんかと同じやなって。ぼくがコントロールできるものではない、という意味では。雨が降ったら傘さすみたいに対処すればええんやと思うようになった。』
『空の色はいつも同じではない。夏の空と冬の空が違うのはもちろん、毎日微妙に色を変える。空だけではない。木や花や雨や、すべての美しいものの色を、かたちを、この目で観て覚えたい。』
心が洗われるような言葉。
綺麗な言葉の集積を拾い集められる物語。
