
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年5月30日

ガラスの海を渡る舟
寺地はるな
読んでる
『たぶんみんな生きてるあいだはこれでじゅうぶん、なんてないんちゃう?』
『わたしたちは広い海に浮かぶちっぽけな一艘の舟のように頼りない。それでもまずは漕ぎ出さねば、海を渡りきることはできない。』
大海原をただぼんやり眺めているだけでは何も始まらない。
『Let’s try anyway!(とにかくやってみよう!)』自分がずっと座右の銘に「したかった」言葉。今こそ進む時なんじゃないか。
まずは少しでも漕ぎ出してみよう。
『自分の人生から大切な誰かが欠けるたび、人の心はかたちを変える。ガラスの器の縁が欠けるように。不完全な形状の心を抱えて、ぼくたちは生きていくしかない。』
失ったものはもう元には戻らない。その状態のまま進んでいくことしかできない。