
はな
@hana-hitsuji05
2025年5月31日

それでも、私は憎まない
イゼルディン・アブエライシュ,
イゼルディエン・アブエライシュ,
高月園子
読み終わった
図書館で借りた
本当に自分の信じる宗教を信仰している人は、神の名において破壊や殺戮を正当化しない気がする。
著者のドクターは善いことは神が、悪いことは人間が行うと言っていた。
本当に神がいるのなら、神の考えや目線、時間の流れを人間がわかるだろうかな?
神の名前で自分たちの利益や願いを他者を巻き込み無理やり叶えようとする姿を見て、神が頷くと本当に思うのかな。
〜人が、などと国籍で括れないことも確かで、殺したやつが悪いと思う。けど、一人一人がその行動に至る経緯はなんだろうかな。
自分と相手の立場を交換した時にフェアだと感じられなければ、それはフェアじゃないってすぐにわかる。
もはや誰かや何かがとにかく100対0で良いとか悪いの世界じゃないことはわかる。
ただ、公正かどうか。それを考えるのは大人の責任だと思う。
子どもは生まれたそばからなぜ大人たちが憎しみ合っているのか知らないから、その世代から公正にしていくためには、今、大人である私たちが呪いみたいな過去を引き受けて、未来を子どもたちに贈ることが大切かも。
それにしても大きな犠牲を払いすぎる。
どんな宗教であれ、殺していいと促す神なんかいないんじゃないの?いるの?わからない。





