それでも、私は憎まない

それでも、私は憎まない
それでも、私は憎まない
イゼルディン・アブエライシュ
イゼルディエン・アブエライシュ
高月園子
亜紀書房
2014年1月1日
9件の記録
  • はな
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    @hana-hitsuji05
    2025年5月31日
    本当に自分の信じる宗教を信仰している人は、神の名において破壊や殺戮を正当化しない気がする。 著者のドクターは善いことは神が、悪いことは人間が行うと言っていた。 本当に神がいるのなら、神の考えや目線、時間の流れを人間がわかるだろうかな? 神の名前で自分たちの利益や願いを他者を巻き込み無理やり叶えようとする姿を見て、神が頷くと本当に思うのかな。 〜人が、などと国籍で括れないことも確かで、殺したやつが悪いと思う。けど、一人一人がその行動に至る経緯はなんだろうかな。 自分と相手の立場を交換した時にフェアだと感じられなければ、それはフェアじゃないってすぐにわかる。 もはや誰かや何かがとにかく100対0で良いとか悪いの世界じゃないことはわかる。 ただ、公正かどうか。それを考えるのは大人の責任だと思う。 子どもは生まれたそばからなぜ大人たちが憎しみ合っているのか知らないから、その世代から公正にしていくためには、今、大人である私たちが呪いみたいな過去を引き受けて、未来を子どもたちに贈ることが大切かも。 それにしても大きな犠牲を払いすぎる。 どんな宗教であれ、殺していいと促す神なんかいないんじゃないの?いるの?わからない。
  • ひろるり
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    @hiroruri
    2025年5月30日
  • はな
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    @hana-hitsuji05
    2025年5月30日
    一般的には得るものも沢山あるから失う時も大きいわけだけれども、人生プラマイゼロとは思えない瞬間はある。希望を持った後に誰が自分にこんな意地悪をするのかと思う。 どんどん状況が悪くなっていく。読むのがしんどい。 誰も傷つけずに、むしろ誰かの役に立ったり誰かを救うために生きたい人がものすごいストレスを抱えていて、思わず家族を傷つけたことに傷ついてる。きつい。 もっと、最も酷いことがこの先に起きるのはわかってる。宗教も社会も国家も一体何なんだ。
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    @hana-hitsuji05
    2025年5月29日
    第4章 揺れ動く心 進撃の巨人で、サシャを殺したガビに対して放たれた言葉がそのまま思い出された。 p173 誰が何をしたとかどちらがより苦しんでいるとかいった議論をしても埒が明かない。わたしたちは先に進まなくてはならない。 〜だが、知らない相手を敬うことはできない。 ああああ、こんなに広い世界の中に沢山の人間が生きているのに、私たちは本当にずっと森の中をさまよい続けている。
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    @hana-hitsuji05
    2025年5月28日
    子どもの頃、子どもでいられる時間はほぼなかったというのに、母の強さをこれほど理解していたなんて。 母の信念の強さ、でもそうあらねば沢山の子どもを産み育てることなんか出来なかっただろう葛藤など、全く知り得ない人生のことを考え胸が痛い。
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    @hana-hitsuji05
    2025年5月27日
    この本が日本で出版されたのが2014年だったことに衝撃。10年後ガザが今の状況になっていることについて、この人の心は今も変わらずあるのだろうか。 日常的な不条理って本当に心が病む。 自分がそれを不条理だと思うことも疑ったりして、それが一過性であったならまだしも、終わりが見えない中で生きることがどれほど困難なことか。
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    @hana-hitsuji05
    2025年5月26日
    時々本当に聖人っているのかもな、と思うような人がいる。 大抵の人なら憎しみで気が狂うほどのことを受け止めるような人って多分近視眼的に物事を見ていないのだろうかなと思う。 だからと言って目の前のことを大切にして、そこで激しい感情をむき出しにする人のことをそれより下に見れるはずもなく。 誰だって非難されるより称賛されたかろうけれど、それはそもそも人の目があってこそ生まれる感覚で。 彼らは自分たちの信じる神様の目を感じたりするのかな、とふと考えた。
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    @hana-hitsuji05
    2025年5月18日
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    @teshi440
    2025年3月20日
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