
加非
@chioneko
2025年5月31日

アリアドネの声
井上真偽
読み終わった
震災後の大型地下都市に取り残された、見えない・聞こえない・話せない女性を最先端ドローンを使い救助せよ!というサスペンス。
数ページ捲る毎に、新たなトラブルが発生、解決するも僅かな疑念が残る。そして疑念が晴らされぬまま、新たなトラブルが……と展開が素早い。
この話は一体どこに着地するんだ……?と頭を悩ませながら読んでいくと、なるほど!と綺麗なオチ。ドローンを題材にしているだけあって、やはり着地は見事なものだった。
最先端のドローン技術や大型地下都市の構造など、専門的になりがちで読みにくそうな題材ながらも、全体的に読みやすくスラスラと読めた点も非常に評価高めだった。