こここ "ラカン入門 (ちくま学芸文庫..." 2025年6月1日

ラカン入門 (ちくま学芸文庫 ム 7-1)
三分の一ほど読んでみたが、なんだがちょっとフラストレーションがたまる。何故だろうか。 前期ラカンのフロイトの理論への取り組みだが、やはりエディプスコンプレックスというのがどうにも納得出来ない。 赤ん坊のころにそんな体験してるのだろうか。と腑に落ちないというか。例えば父のいない家庭の子は?施設で育つ子は?母が大黒柱で父が家事育児を担っている場合は?などと考えてしまう。 女性に権利のない時代の知識階級にいる男性のエゴというか陶酔というか、都合の良い勝手な解釈に思えてしまうというか。。 ラカンの理論はこれから中期後期と改定されていくのを「人はみな妄想する」で読んだが、こちらの本は後期ラカンについての記述は少ないようだ。 頑張って最後まで読んでみるが、難しく感じている。
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