
川口葉子
@cafe
2025年1月26日

『百年の孤独』を代わりに読む
友田とん
買った
読んでる
本を読む日常とは、その本と自分の毎日の生活がリンクして、独自の世界が織り上げられていくことだと思う。
ここではガルシア=マルケスの『百年の孤独』と、作者の友田とんさんの日常生活が融合し、唯一無二の「百年のマルケスとんの生活」のような世界が出現している。
読みはじめて数ページもしないうちに、とぼけて淡々としたおかしみのツボにピントが合い、以降、数ページおきにニヤニヤしている。
以下は本書の帯の保坂和志の言葉。
【小説を読むことは「小説を読む時間を生きる」こと。その奇跡がここで起きている。自分の人生の経験や記憶や今ある日常やそれらいろいろが、『百年の孤独』とコラボして徘徊を始める】


