さがわ/広告会社の採用人事 "忙しさ幻想" 2025年6月3日

忙しさ幻想
忙しさ幻想
豊留菜瑞
📌忙しさとは状態ではなく「心の感じ方」 毎日が「忙しい」と感じる正体は時間に対する心の感じ方であり、忙しさに甘えて自然と視野を狭めているかもしれない。時間の捉え方を考え直すことで価値を作り出すことができるはず。 ⏰時間がもつ2つの側面 ・機会的に刻まれる単なる時計が示す時間(クロノス時間) ・心が躍動するような意味のある時間(カイロス時間) 📝読書メモ ・忙しい自慢により存在価値を演出したり、考えたくないことを考えないようにするなど、忙しさを手放したいと思っている反面、忙しさにしがみついていることもうかがえる。 ・時間とはモノではなく感覚であり、時間は時計の中ではなく「心の中」にある。 ・未来の自分と今の自分にあるギャップが焦りを生み出し、忙しさ同様に過度な焦りが視野を奪っていく。 ・時間に追われる焦りから数字としての時間(クロノス時間)に心が支配され、質や価値を重視する意味のある時間(カイロス時間)が失われている。 ・6時間未満の睡眠を1週間続けると2日間連続で徹夜した状態と同様のパフォーマンスになる。 ・人間の脳は「未完了」のタスクに対して異常なまでにエネルギーを浪費するので、完璧ではなく「完了」を目指して前進するべき。 ・無意識に作られる「べき論」を見直すことで、時間の余裕が生まれる可能性がある。 ・つい大きな成果や劇的な進歩を求めてしまうが、大切なのはどれだけ小さくとも情熱の炎を消さないこと。 ・読書の時間は「見つかるもの」ではなく「作るもの」であり、忙しい人ほど読書をするべき。 ・正解が複数ある現代では、様々な情報や経験を「結びつける力」が必要になる。 ・読書で手に入れた知識を行動に変え、気づきを実践に移し、その変化を継続させることが「人生を豊かにする読書」である。
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