朝日出版社 "しぶとい十人の本屋" 2025年6月3日

しぶとい十人の本屋
本というものは不思議なもので、見知った本だとしても並んでいる本屋が違えば初めて見るような本に思えるし、その本屋の棚の並びによっても全く異なる本のように感じさせられます。 その不思議さは何によってつくられるのでしょうか。もちろん書店員の方たちの努力によるものでもあるし、でもきっとそのお店のお客さんの顔を思い浮かべながら棚はつくられている。そうやってひとつの本屋という「運動体」はつくられている、そんなことをこの本で感じました。 「本屋本」ですが、本だけにはとどまらない、これからの生活についてじわじわ考えを促される一冊です。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ちなみに、私が最近一番驚いた本屋が、仙台の「曲線」という本屋です。棚に並ぶ本のどれもが輝いて見えました。仙台にお立ち寄りの際はぜひ!
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