
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年6月5日

嫉妬論
山本圭
読んでる
『憧憬の場合、私たちは自分が持っていない才能や容姿などを持つ誰かにあこがれの感情を抱き、自分もそれを手に入れられるよう努力するだろう。』
『自分をより高みへと引き上げるのではなく、むしろ他人の足を引っ張ることで溜飲を下げる、これこそ嫉妬が邪悪であるとされるゆえんだろう。』
嫉妬にも良性と悪性があるらしい。ただし良性嫉妬と言うよりも、憧憬と表現した方が輝かしく未来のために努力する姿を想像できる気がする。
(悪性)嫉妬でも、考えようによっては憧憬(良性嫉妬)、自分を成長させる一助になる可能性もある。発想の転換。
『私たちは他人と比較することではじめて、自分のアイデンティティを形成したり、社会における自らの立ち位置を確認することができる。その意味で比較することそれ自体にいいも悪いもない。』
『私たちはたえず上と下を見ながら、自分の立ち位置をはかる悲しい生き物なのである。』
人と自分を比べない。自分の中に負の感情が生じてしまうから。だけど、人は自分の立ち位置を確認する為に比較せざるを得ないのかもしれない。ナンテコッタ。