加非 "おいしいごはんが食べられます..." 2025年6月5日

加非
加非
@chioneko
2025年6月5日
おいしいごはんが食べられますように
仕事も出来ず迷惑をかけるのに、何故か人から許され、守られ、愛される人。 そして、それを許せない人達が少し仕返しを企てる話。 どこの職場でもありそうな関係性だけど、そこから少し一歩踏み込んだ、と言うより深い沼を形成してしまっている世界。読者という第三者目線で見れば「ここまではしないよ~」と娯楽として受け入れられるが、果たしてそうか? また、もう1つのテーマとして描かれる食に対する価値観も興味深かった。特に、仕事から帰宅して2時間。俺の時間が無くなっていくじゃないか、の下り。ここにどう反応するかで生き方が測れそうな気がする。 そしてきっと芦川さんは、お菓子を作ることも減るだろう、と考えるということは薄ら全てを理解しているんだろうな。
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