おいしいごはんが食べられますように

210件の記録
- atarayo@atarayo_______2025年5月25日読み終わったあんなにも下品に「食べる」を表現できるとは。 宝石のようにキラキラとした食べ物との対比が、尚更不快さを感じた。 私は圧倒的に押尾さんだ。
- おかん@okan2025年5月24日読み終わった食べることは生きること 当たり前すぎて、疑うことはなかった 当たり前のことだから、自分にとって1番満足する選択を、食においてはしなくてはいけないと思った そうじゃないと、生きることがしんどくなってしまうと感じる でも、今食べているもの、これから食べようとしているものに対して、なぜか疑ってしまうような気持ちを持つようになってきた。必要か、健康にいいのか そんなことどうでもいい ご飯は自由に食べたい
- あのね@inu_daifuku_2025年5月18日読んでる「自分はいつか結婚するんだろう、と二谷は思っている。結婚がしたいわけではなくて、結婚したくないと思ったことがないからだった。世の中には一生結婚しないと決めている人もいるけれど、そういうのは確固たる意志がある人だけが決意するものであって、特に何の希望もない自分のような者は、いつか結婚しなければ辻褄が合わない。ならば、喜んでくれる人が多いうちにしてしまうのがいいんだろう、そんなふうに考えていた。」
- あのね@inu_daifuku_2025年5月18日読み終わったなんだこの本…一気に読まされてしまったけれど、どういう気持ちになればいいんだろう… ドリンクおかわり自由のミスドに2時間くらい居座って読んでいたからマグカップの中身が減るたびに店員さんがミルクティーを注ぎにきて、読み終わるまでにたぶん5杯くらい飲んで、なんか今すごくお腹いっぱいになっている。なんだこの本。 わたしはたぶん押尾さんにいちばん似ていて、芦川さんみたいなひとには少し憧れがあるけど絶対になれないし嫌いで、二谷のことはとくに嫌なやつだなと思う。 誰の視点でも書かれていないから誰に共感すればいいかもよくわからない。全員に嫌悪感を抱くけど全員にほんの少し共感してしまう。どういう気持ちになればいいのか本当にわからない。でも一気に読まされてしまった。おもしろかったのか、そうでないのか、この本がすきなのか、そうでないのか。よくわからない。感じたことのない読後感だった。 これまで人並み以上に本を読んできたほうだと思うけれど、まだ新しい読後感を抱くことってあるんだ。すごいな。 もうお昼ごはんの時間だけど、なにも食べなくてもいいかも。なんか食欲がない。
- Pipi@Pipi08082025年5月18日読み終わったリアルすぎる小説だ。どの職場にも、押尾・芦川・二谷はいる。「みんなで食べるものがだいたいまずい」ってことには、共感できる自分がいる。善意の押売は人を、疲弊させる。各々のスタイルで「おいしいごはんが食べられますように」🐥🐥
- おこめ@ufufu3052025年5月15日読み終わった表紙とタイトルは、優しさに見せかけた暴力。 おいしい、と感じるのと、「食べた〜」という充足感を感じるのは別の話。 身体にいいものを、素敵に飾られたものを、栄養バランスよく……そんなん分かってんだよ。でも何かが足りないんだよ。
- ちゃぺ@C_PI02122025年5月13日気になる買った読み終わったおいしいごはんが食べられますように。 私は食事が大好きだが世の中には食事が嫌いな人がいて、弱いものを守りたい人はいるが、弱いものが嫌いで穢したい人もいて、題名とは裏腹に繰り広げられる社内でのドロドロ人間関係が自分の社会と重なり人ってつくづく気持ち悪いと感じるがそれが人間なんだと思わされた。 私も気持ち人間なんだ。
- hayu🪿@ymym2025年5月11日読み終わった表紙からは想像できない後味の悪さ。 「おいしいごはん」って人によっては 必ずしも栄養のあるごはん、 人と一緒に食べるご飯とは違うよねっ てことですかね?
- 歩@takeastroll2025年5月10日読み終わった一気に読んだ。でっかい溜息と呻き声でた。 傲慢と善良を読んだときのザワザワと同じです。 芦川さんには思うところだらけで、そんな芦川さんに通づる部分がある自分もいて、もう全部まとめて憎らしいなあと!!仕事ろくにできないのに毎日弁当は丁寧に自炊してることを良しとしない人もいたりして。とか考えちゃった、本質とずれてるかもしれないけど。 身体だけは丈夫で良かったと思っている。 というか、私は無理すれば出勤できる程度にしか体調を崩せないだけであって、動けなくなる人はいるだろうよーと、やや無理解な押尾さんにも、少し、もやつく。思うことは至極共感するし、最後の挨拶はスカッとした。 二谷さんの食に対する考え方も、うーん、なんだけど、それでも食べているあたり愛はたしかにあって。だから登場人物全員、わかるっちゃわかるけど全部は理解したくない感じあって面白い。 守られ、やってもらって当然と思いたくないし自分でなんとかしたいから堂々と頼ったりお願いできず、かと言ってひとりでは捌ききれなくてフォローしてもらい、結果的に、手を差し伸べてもらうのを待っていたんですか?みたいな状態になるのが悔しい人間もいますからね。ごまめより。
- pessimism@notimetosleep2025年5月8日読み終わった自分ばかり頑張ってると思ってしまう。でも、自分にだって苦手なことがあって、人に頑張ってもらわなきゃいけないかもしれない。強くありたいけど、弱くて周りに助けてもらえる人もうらやましい。
- nagiuni@hannarina2025年5月8日読み終わった借りてきた「熊はどこにいるの」に続く読後感の悪さ 食べ物の話って読んだ後なにか食べたくなるものだけどこれは逆だった ネットで話題になっているからと言って闇雲に手を出すのはやめなきゃ
- ひつじ@mizubook_6162025年5月7日まだ読んでるいるよね、職場にこんな人…と思いながら少しずつ読み進めてます。 今日の読書のおともは めちゃめちゃかわいい猫まんじゅう🐈♡ 高山に行ったら絶対買う!!
- りな@ainnaquartz2025年5月6日読み終わった胸糞悪さを抱きながらどんな展開になるんだろうというハラハラ感で読みきれました…。 こんな読書経験味わったの初めて…。 読み終わったけど読み落としている所はあると自覚はしているので、また再読はしたい…。 …時間を置いてから。
- ほのめ@udonco2025年5月5日買った読み終わった@ 本と豆料理 豆千読みやすい文体で、一度開いたらサクサク読み進められた。 登場人物全員にちょっとずつ共感できるところがちゃんとあるのに、それと同時に「いや絶対に分かり合えないわ」と圧倒的な断絶を突き付けられるのすごい。そこ両立できるんだ。 芦谷さん、たぶんネットの感想とかでは蛇蝎の如く嫌われてボロクソ言われてるんだろうな……と思いながら読んで、読後に調べたらまあやっぱりそうだったんだけど、私はなんだか彼女のことが最後まで嫌いになれず。 というかメイン3人全員なんかそんな感じ。 現実にいたら絶対関わりたくないタイプだけど、妙に憎めないというか……。 芦谷さんの行動がどこまで自覚的かってところはあえて描写されずに終わるけど、他人をまあまあ辛辣な目で見ている二谷が「彼女の具合が悪そうなところは本当に見えた」みたいなことを言う場面があったので、彼女はきっと本当に社会生活向いてないタイプなんじゃないのかなあ……。 愛される才能はあるんだろうけど、それをもってして補えないしんどさを抱えているんじゃなかろうか。 描写されてないだけで、彼女自身の一人称の世界では、相当生きづらい人なんじゃないかと思う。 自分は駄目なところだけ芦川さんに似ていて、彼女の持つマメさや優しさや愛嬌みたいなのは全く持ち合わせていない人間なので、何ならちょっと尊敬の念さえ湧いてしまった。 この本読んでこの感想に至るの相当まずい気がするけど、今から入れる保険ありますかね?
- みみみ@333_chan2025年5月5日読み終わった食べるという行為が生きるためという本来の目的を超えた意味を成していることのめんどくささを紐解いて実感していくような本だった。 私は働きだしてから、感情は仕事にとって邪魔だから職場に持ち込むものでないと思っていたけれども、生きてる人間である限りいやでも感情と向き合うことは免れないんだな。職場って本当に難しい。
- momoka oba@momoka2025年5月4日読み終わった公園のベンチに座り、2時間足らずで一気に読んだ。私は完全に押尾さんタイプ。だからもちろん、芦川さんみたいなタイプは苦手。見ていていらつく。むかつく。正直、ありがとうございます〜って受け取ったお菓子をこっそり捨てた経験、わたしもあった気がする。 そんな人間の嫌な感情がうまいこと書かれていて、最高に面白かった。決してスカッとする話ではないのに、読後感はなぜかすっきり。
- ことこと@kotocrow2025年5月3日読み終わったちょうど職場で食べるお昼の嫌さを感じていたので共感もあり、でもごはん食べることは好きだから反感もあり、一気に読んだ。私の場合、どうでもいい人と食べるご飯はどうでもいいしあんま味しない。飲み会なんかの後は絶対コンビニでグミとかアイスとか買い食いして帰る。逃れられないくらい生活と近いのに社交に使われるから、距離感を誤りやすいのかも。ケーキの食欲失せる表現が良すぎて誰にもおすすめできない。
- 森 英一@mori_hkz2025年5月3日読み終わった「こんなにご飯が美味しくなさそうな本初めて」「すごくご飯が不味そうに感じる」という評判を得てから読むと、本当に美味しくなさそう。ご飯自体が美味しくないんじゃなくて、食べる側が心底苦痛なんだなとわかる文章だった。 二谷が理解できなくて怖い。芦川さんのことは好きだけど食事が苦痛、だと思って読んでも本当に芦川さんのことが好きなのか疑問が出てくるし好きならそこまでやる?ってところもある。 登場人物だと押尾さんに感情移入したけど、出てくる人みんなうっすら好きになれない。 「会社あるある」のような実生活にある登場人物の嫌な感じと距離感が共感できる本だった。
- 月日@tsu_ki_hi_2025年5月3日買った読み終わった@ 自宅ちゃんとしているわたしが周りから当たり前になって、そういう人だから、でちゃっかり許されてしまう人たちを横目に、わたしも痛みに弱かったら良かったのに、適当にやれる図太さがあったら良かったのに、って、羨むのとも違う気持ちを目前にしてじくじくした。 そうするのを選んでいるのは自分でしょう?と言われればそうなんだけれど。やれるかやれないかじゃなくてやるしかない、を抱えて生きてるの、解られてたまるかと思いながらどこかでわかって欲しいって思っている。思わず途中でカップ麺食べながら行儀悪く読んだ
- とり@torikawaniku2025年5月2日読み終わった買ったその日に読み切ってしまった。自分と違う視点で身近なことを描写されると読むのを止められない。明るい話ではないと知っていたから、どういう意味合いのタイトルなんだろうなと思ったけど、祈りというか冷めた笑いとか諦めに近いものなのかなと思った。これ、表紙の絵も読む前と後で変わるなあ。
- 白ぽめ@syrupome2025年5月2日読み終わったさくっと読めるのに非常に考えさせられる内容でした。とどめを刺すようなラストは半分ホラー。 二谷の地獄は続く。どうか彼も、また彼女も、おいしいごはんが食べられますように。
- つな@tuna_27_27_272025年4月30日買った読み終わった2025/04/30~05/04 タイトルと表紙からは想像つかない、「ちょいドロ」な内容。 私は食べることが大好きだから、二谷の気持ちはちょっと分からなかった。 職場に芦川みたいな人いたら嫌だな~ああいうあざとい?感じの人苦手。
- まる@___if_na2025年4月29日読み終わったおいしいごはんの出てくる、やさしい物語かと思って手に取ったけれど、全くそんなことはなかった。私はおいしいご飯が大好きで、その悦びを共有できる人と共に過ごしたいけれど、二谷の食への感覚も否定できるものではなくて、嫌悪と共感に、ぐぬぬ……と思いながら読み進めた。芦川さんのような想像力を欠いた善意の塊のような人が職場にいたら、私は厄介と感じると思う。考えさせられる、というより自分の抱いた感情を分析せざるを得ない小説だった。 ザラザラした読後感をどうしようかと考えて読んだ、一穂ミチさんの解説がとてもよかった。
- 棚@tana2025年4月27日気になる読み終わった文庫化したとききつけ読んだ、一瞬だった わたしは押尾寄りの人間だからそう思うのかも知れないけど、すっきりさせてくれない結末が、現実で得る感情とリンクして忘れられない読後感になった
- okabe@m_okabe2025年4月23日読み終わったいじわるな小説だと思った。自分たちが普段ちょっとだけ思っているいじわるなこと、でも言葉にはしないようなことを、わざわざ言葉にして、しかも絶妙な具合に誇張して。読んでいて心がむず痒くなる。
- 蛸足配線@nekoai302025年4月22日再読中芦川寄りの人間としては、周囲によく思われていないことはわかっているけれど、それでも自分にできる方法で生活を回すしかないのだよ、、と思う。芦川さんの主観的な内面は本作では描かれていないから、彼女が自身をどう思っているかはわからないが。 二谷のように、多くの男性にとっては尊敬より軽蔑が性的欲求と強く結びついている?
- ざわ@boc_zawa2025年4月22日読み終わった全てを理解できなくても、読み終わった時の「なんか良かった」っていう感覚は純文学っていうジャンルじゃないと味わえないなと改めて実感。 ねっこは似ててもその先の人生次第で、完全に理解し合える人間なんていないっていう言葉が印象に残った。
- 蛸足配線@nekoai302025年4月19日買った読み終わった一人暮らしの部屋でスムーズに夕食を用意する程度の段取りはできる筈の芦川だが、仕事においては殆ど無能である。弱さを印象づけ、他の社員に仕事を押し付けて帰宅する。しかし愛想の良さで許容されている。人から許されるための能力だけを磨き続けた芦川に二谷が軽蔑まじりの欲情を向けるところがとても生々しい。会話で対等に渡り合える押尾より、常に「弱者」で居てくれる芦川に性的に惹きつけられる二谷の女性観は、古典的昭和オヤジとして描かれる藤さんと本質的には大差ないように思える。二谷の方が自身の蔑みに自覚的なぶん屈折しているものの。
- べに@beni_2025年4月17日買った読み始めた電子版で買おうと思っていたのだけれど、サイン本に出会えたので紙で購入。読み始めからずっと不穏だし、心の中の嫌なところをぐさぐさと刺してくる。わかるなんて言いたくないけれど、わかるなあと思ってしまうところがたくさん。
- ぴぐ@pgmn2025年4月15日買った読み終わった食べ物をテーマやキーワードにした物語が少し苦手だった。それはたぶん、食へのこだわりの無さや、一方でそこそこの偏食家であることが招いたコンプレックスであったのだと思う。 書店でこの本のタイトルと表紙を見かけても絶対に手に取らなかったと思うけれど、ネットであらすじを見かけた際に絶対読みたいと思った。 体型を気にして等の理由とは別で、食べることがなんとなく苦手な人は10人に1人くらいの割合でいる気がする。生きるためには食べることから逃げられないし広告やメディア、SNSでも食べ物に触れない日はない。そんな社会で、食事が苦手という気持ちを隠して生活する人たちを体現した本でありタイトルであり表紙であるようにも見えるなと感じた。 二谷を見ていると、かつて私に恋人の愚痴をこぼしてきた知人の顔が浮かんでくる。恋人を理解できないという貴方のこともまた、私は理解できない。そしてまた一つ、恋愛への不信感を募らせる。
- 絵美子@835emiko2025年3月9日読み終わった読書メモ作業の小休止に読み始めたら最初の8ページでキェェとなり消化不良のニラみたいな気持ちになってしまった。二谷押尾芦川の側面を少しづつ持ち、相手によって仕事中に無意識にそれを使い分けていて、だからこそ臓器がちりちりして捲る度にテストステロン値が高まってくる(?)かのようだった。 ライブの転換中に読み終わり、いちばん近いのは二谷だとぼんやり思った。