おいしいごはんが食べられますように

411件の記録
- のん。@non___12082025年8月19日買った読み終わった積読話題作を一気読み、誰も好きになれない、ずっとモヤモヤ〜とする展開だけど何故か読む手が止まらない 食事も仕事も価値観や考え方の幅広さが面白いなぁ。
- 空のコップ@momo_chan2025年8月16日読み終わった人間誰しもダークな部分があるという私の考えの前提のもと、それを全く出さず秘めている人・出して周囲と仲良くなる人・ダークな部分なんてないと人に思わせられる人、、、たくさんいるなと
- saeko@saekyh2025年8月15日芦川が嫌いとも、押尾に共感するとも思わなかったけど、二谷は好きだなと思った。屈折した感情が渦巻いている人間は魅力的だ。平静を装いつつも、彼の中で着実に進行する歪みが発露する行為はちょっとしたカタルシスだった。
- 猫を棄てる@2Rreeunder2025年8月13日読んでる"分かる、と頷きながらビールを飲み、ジョッキを置いてまた分かる、とつぶやいてみせる二谷さんを、この人は何を憎んでいるんだろう、と考えながら見つめる。おいしい食べ物、料理、自炊。それらを憎むものの結果でしかないような気がする。"p73
- この@konokono3012025年8月13日読み終わった正しいか正しくないかの勝負に見せかけた、強いか弱いかを比べる戦いだった。当然、弱い方が勝った。そんなのは当たり前だった。 ……… 職場の人間模様が、「食」を通して展開される物語。 弱さを武器にしていることを密かに自覚しつつ、何食わぬ顔で自分を守るスキルは、ある意味最強。 食に嫌悪感を持つ二谷の存在。裏と表の顔はどちらも本当の顔である 読み終えて改めてタイトルを見ると、気持ち悪くなった。
- 🧵koyomi@sak1_bys2025年8月10日読み終わったお盆休みを利用し、栄の文喫へ。 そういえば読んでいなかったなと、こちらを手にとった。 この物語で芦川さんの視点は1つもないのに、イライラしてモヤモヤして、そして二谷と押田の思い、行動でスッキリしてしまった。 普段職場や知人に感じることがある「ズルさ」「そうじゃないんだよ」を指摘してしまうと自分が悪者になってしまうので言えなくて、そのモヤモヤを昇華。
- Hoshiduru@lilimoe2025年8月10日読み終わった私は押尾さんにも芦川さんにもなったことある、というか、弱さを見せて配慮してもらう代わりに下に見られることも、そういう人にクシャクシャした思いを抱えながら必死に頑張ってることも両方あって、でも、もう個人のせいじゃないんだなあと思ったりする。組織とか環境とかだろ。 学生時代、限りなく”弱い”友人たちがいて、彼女たちの横にいる限り私は芦川さんになれないのだけれど、そして彼女たちを純粋に受け入れられなかった時点で私はもう正しくも善くもいられないのだけれど、でもそれをちょっとだけ肯定された気もしたかなあ、変な感想かも。 まともに戦った時点で負けなのよ、結局は。でも、それでも存在する分には良いのよ。
- miso@misotaso2025年8月10日読み終わったどこにでもある職場の話で、それが妙にリアルで、それが嫌だった。強いか弱いかを比べる戦いだった。当然、弱い方が勝った。そんなのは当たり前だった。押尾さんに自分を重ねてしまう自分がいた。あたしもやめる時くらいは堂々と自分の意見を言ってやりたいですわな。 笑顔がでいた方が楽だから。って一言、たくさんの悲しいが詰まってる気がして苦しい
- お疲れおかん🐹@saya8192025年8月10日読み終わった夏休みのお供に手に取った。前評判も知らず、タイトルに惹かれて。 かもめ食堂や食堂かたつむりのような、ほっこりした雰囲気で美味しい食べ物が出てくる話なのかしらね。 日常を忘れて本の世界を楽しもうっと……… ってなんじゃこりゃああーーー!!!! 思ってたんと違う… でも読み進める手が止まらない… 夏の怪談より怖いよこれは… 二谷さんは中村倫也で脳内再生しておりました。 芹川さん視点でも読んでみたい。
- Ayako@aya_rb2025年8月9日読み終わったああ、ざわざわする…… 読み進むうちに感じるイライラは、芦川に対するもののようでいて二谷や押尾に対するものでもある。 わたしにも、芦川のような「食べること」正義に思い当たるところがあって、押尾のような「仕事たるもの」正義も持っていて、でも重なりきらないがゆえに、それぞれをちょっと憎んでしまう。そして二谷め。一番正義を持たないやつがなんだかんだで一番無難にやっていくんだ。あからさまな男尊女卑ではないし強引さもない、出来過ぎでもなく、会社という組織の中でほどよく有能、妬まれるほどでもない。すかしてんなよ二谷。そしてまわりのみなさん。みんなほどよく茶目っ気があっていい人だね。でも、あなたたちが芦川と押尾の分断を作っていく。 二谷、自分の打算で芦川の打算を利用していて、同時に芦川の打算に自分の打算をつかまれているのはちょっと胸がすく。いいよいいよ、おふたり、おいしいご飯をたべながらお幸せに。 そこかしこに、三人それぞれに感情移入したくなる瞬間があるのだけど、完全に肩入れしがたい、それが容易に許されないようになっている、巧み。
- ゆき@yuki10242025年8月7日読み終わったこころに響く本だった。 芦川さんの視点がないゆえ、彼女の気持ちを考えたい。 彼女は弱いから、愛されるために全てを捧げているように見える。 女性らしく、可愛く優しく、お料理を作ってお菓子を作って、いつも微笑んで、愛想を振り撒く。 小さなセクハラも、おじさんにハグすることも、強者を味方につけることが生存戦略な彼女にとっては蓋ができる事柄 なのだろうけど多分、何も感じていないわけではない。 彼女は自分のことを無力だと心から思っているから、落ちた猫は助けられない。どうしたらいいのかわからないし、自ら汚れるなんて考えられない。自分は「受ける」側だから、汚いことや大変なことをしてくれる人に媚びて代わりにやってもらうことが彼女の生きる術なのだろう。 多忙など余裕のなさからくる攻撃性は弱いものに向かい、現実では弱いものから潰されていく。 だから芦川さんは「愛される」ための努力をやめられないんだと思う。潰されるのがわかっているから。 芦川さんは逃げているようで、人生を賭けて「愛される」ために全てを捧げるという、出来る努力はしている。だから勝ったのだと私は思う。 この本の中では彼女の「勝ち」で終わるけれど、歳をとったり子どもができたり、「愛される」ことではどうにもならないことが増えた時が、彼女の人生が揺らぐとき…な気がする。
- ひだまり@miiiiizsa2025年8月6日おいしいごはんが食べられますように。 これは誰の誰に対する祈りなんだろう。 質感がとても好き。描写がとてもリアルでぜひ映像化してほしい。主演は二宮和也でお願いしますよ。
- 萌@macmac_03152025年8月2日読み終わった気になっていた本。冒頭数ページの灰色さが表紙やタイトルから受けた印象からあまりに冷たく浮き上がっていて敬遠してしまっていたけれど、ボリュームが読書リハビリ向きかなと読み進めてみた。そうすると、読後に不思議とタイトルの祈りを押尾さんや二谷さんに向けている自分がいて、それが別に無垢に暖かい感情では無いと自覚があるので、表紙のテイストに今度こそ納得した。もしかすると本当の本当は、自分が自分に「おいしいごはんが食べられますように」と思ってあげないと何かが保てないかもしれないとも感じている。面白かった。この作家さんのお話、他にも読みたいな。
- 松田茉莉@cotomato2025年8月2日買った読み終わった後味悪いけど、面白い。職場の複雑な人間関係を絶妙に描いていて、芦川さんにイラっとするけど、弱い方が勝つという展開には無力さも感じる。押尾さんには報われてほしい。
- うども@udo_momo2025年7月24日読み終わった読後感最悪すぎる 二谷も押尾の気持ちもわかるが、それでもこのふたりが嫌いで、芦川さんは好きと思える そういう不思議な感覚がある。 でも俺は芦川さんの方が強い人間だと思う
- り@ryohei_132025年7月22日読み終わったたぶん押尾さん二谷さん以外の、芦川さんをポジティブに捉えられる人が良い人なんだろう。自分は押尾さん二谷さんに近い人間だと思って少し嫌な気持ちになった。いじわるまではしないから、自分はまだマシだと思ったところまで作者の思う壺なんだろう。
- 本が好きな猫@nekomum2025年7月15日読み終わった読書日記先日読み終わり、改めて最初からページをめくっても、飽きのこない文体が新鮮に感じられる☕️ 読み始めてすぐに、昔の同僚や上司たちの顔が浮かび、「いろんなことがあったなぁ」と、誰もが一度は振り返ってしまうんじゃないかな。二谷みたいな掴みどころのない男、いたなぁって感じ。
- ゆい奈@tu1_book2025年7月14日読み終わった芦川さんも二谷も押尾さんもきらいだけど、きらいといってしまうにはちょっとじぶんを全否定するみたいになるから、はっきりきらいとはいえない。だれも悪くないはずなのに、誰かを悪くしたくなるのは、じぶんを守るためであったり、じぶんのほうが価値があるというのを誰かに認めてほしかったり、じぶんの行動を許してくれと願うものであったりするのだろうけど、いやしかし、許されて当然、守られて当然というあの感じは確かに羨ましくはなるわけであって、だけども、ふと自分のことを見つめると、子が熱をだして仕事を休むというひとつをとっても、他者からみるとなんかそういうふうにみえないか?とも思って、真顔になった。誰かからみたわたしは芦川さんであり、芦川さんのようなひとのそばにいるわたしは押尾さんであり、二谷のようになっていたりもするのだろう。たぶん、びっくりするくらい平気でケーキを踏み潰す。たぶんというか、まちがいなく。 長女とともに読み終わったので、感想をいいあい、ヒートアップ。ゲラゲラわらった。姉の感想は素直でど直球でおもしろい。あれくらいシンプルで潔い感想をもてるひととともに生きたいとおもいました、シスコンの妹より。
- ウニ@wanwan-love2025年7月11日読み終わった二谷が全然わからない…でも押尾さんはわかる。押尾さんと同じことはしないけど、そういうことをしてしまう心理をわかってしまう自分が嫌になる。ケーキを食べる描写がすごい。
- aya🦓@ayashimamu2025年7月7日読み終わった自分があんまり感じたことないけど、なるほどっていう感情がいっぱいあった。 痛々しすぎて不快感もすごいのに、このダークさがどう進んで集結していくのかが興味深くてどんどん読み進めてしまった!結局誰の生き方が正しいのかなんてわからない!でも面白かった!笑
- atom@yomuyomuyomu2025年7月6日読み終わった体に良い悪い食べ物への捉え方を通して、自分が理解できないなと思う人に対しての[いかに自分が他人を理解できないか]さの視野を広げることができた。 あんなにおいしくなさそうにケーキをえがけるのすごすぎ
- 犬山俊之@inuyamanihongo2025年7月6日買った読み終わった「かわいい」表題とイラストにもかかわらず、内容はまごうことなきホラーでした。妹の一言には、ホントに声が出ました。怖すぎる。 台湾中文版を教室用に購入したので、自分も読んでおこうと思って電子書籍で。台湾の読者はこれをどう読むのか。教室に中文版を置いています。 《願能嚐到美味料理》高瀨隼子、譯者:王華懋、出版社:悅知文化
- 本が好きな猫@nekomum2025年7月5日買ったアマゾン海外発送本屋さんで英語版を見かけて、「どの本の翻訳だろう?」と思っていたら、これが、ここでよく見かけるオリジナルの本だった✨この本も、日本語じゃないと面白さが半減すると思い購入。「コンビニ人間」より更に薄い単行本。
- よる@tokitamayahho-2025年6月29日読み終わった借りてきた読めてよかった 出会えてよかった 今の私だから響いたのかと思うと、今生きていることもぐるぐる考えてる時間も無駄じゃなかったと思う こうやっていろんな作品を見たり読んだり聞いたりしてそれに出会うまでの自分を肯定された気分に何度でもなりたい この本は買いたい 元気な時にまた改めて読み返したい 『あなたはどんなに小さな声で話しても、周りがその声を拾ってくれるところにいるんですね。』
- ナナ@nana2025年6月28日優しそうに見えて鋭い。 こんなにも食事を気持ち悪く描けるのはすごい。 そして職場という狭い環境の人間関係の解像度の高さにビビりました。 フィクションに見えて実際はとこにでもある職場風景なんです。 ゾワゾワさせるような読書体験でした。 人を選ぶ内容だと思うけど、きっと共感できる部分があると思います。 個人的にすごく面白かったです。
- はち@harry-2025年6月15日食について悩んでいるので読んだけど、 自分だけじゃないのかな、と思えた。 食について興味がある人もいれば、無頓着なひともいて、人それぞれだけど我流を押し付けるのは違うよね、と。
- momo(プロフィール変えました)@momo_noke2025年6月14日読み終わった「美味しい〜!」って言い合う文化、あれが苦手な人のことを描く。私は「美味いもんは美味いと褒める」のは当たり前だと思い、その行為に疑問を持ったことがなかった。そのため、作者の痛烈な視点にヒヤッとした。美味しいをいうのが嫌な人側で物語が進むので、飯を食う不快感が体験できる。しかし、その上で、飯を食う人がイヤな人に対して、「そんなこと考えないで適当に美味しいね〜って言っときゃ楽なのにな…」と感じてしまうのだ。おそらく主人公が嫌いなタイプの人間なのだろう、私は。 クソデカケーキバッドエンド、すこです
- t@tm_10332025年6月14日読み終わった職場での生々しい人間関係。わかるなぁと思いながら読んだ。職場の人って友達ともご近所さんとも違う。好き嫌いとかそういうレベルで集まってるわけではなくて。職場の人としか表現しようがない。 食べることは生きていく上で大切なことで、食べることを大切にすることは自分を大切にすることに繋がるっていうのも分かる。 分かるんだけどそうなりきれない自分がいるなって思ったり。 狭い人間関係、心の奥底に沈めた言葉にできない気持ち。 高瀬さんのお話やっぱり好きでした
- ツカモトハナ@__hn_jmym2025年6月13日読み終わった異物でしかないショートケーキの描写が出てくる! 残り3ページで会社の最寄りに着いてしまって、最後はお昼ごはんを食べながら読んだ 会社でお皿に炒飯をあけて食べるのは適当と丁寧のちょうど真ん中だなと思った
- 加非@chioneko2025年6月5日読み終わった仕事も出来ず迷惑をかけるのに、何故か人から許され、守られ、愛される人。 そして、それを許せない人達が少し仕返しを企てる話。 どこの職場でもありそうな関係性だけど、そこから少し一歩踏み込んだ、と言うより深い沼を形成してしまっている世界。読者という第三者目線で見れば「ここまではしないよ~」と娯楽として受け入れられるが、果たしてそうか? また、もう1つのテーマとして描かれる食に対する価値観も興味深かった。特に、仕事から帰宅して2時間。俺の時間が無くなっていくじゃないか、の下り。ここにどう反応するかで生き方が測れそうな気がする。 そしてきっと芦川さんは、お菓子を作ることも減るだろう、と考えるということは薄ら全てを理解しているんだろうな。
- ねこ@spring2222025年6月5日読み終わった高瀬隼子の本を読むのは初めてだったが読みやすい文体ですごく良かった。タイトルやあたたかい表紙に惹かれ読み始めたが、内容は想像していたものと全く違っていた。残念という意味では無く、良い意味で。食べるという行為や食べ物をここまで不快な文章に落とし込むことができるのかと感心した。おもしろかった(T . T)
- はやし@per638fu2025年6月5日買った読み終わった帯の分かりすぎてエグい、職場ホラーって言葉に惹かれて買った 登場人物の性格が極端すぎるから共感はできなかったけど、こういう人はどこにでもいるんだなって安心した 帯で期待させられすぎた感は否めない
- やえ@creepool2025年6月3日読み終わった高瀬さんの小説は読んでいて絶妙な闇(病み)を感じるから好き 強い人と弱い人なら弱い人が勝つ みんなで食べるご飯が美味しいとは思えない そう、そう、そうなんだよねって思う 大声で宣言できる人が正義じゃないし 当たり前だとか普通なんて存在しないんだよって思う。
- たかとし@yume_hon_no_mushi2025年6月2日読み終わった読了。こういう話、好きだ。みんな善人で、みんな悪人。人の数だけ正解や正義がある話。芥川賞を受賞するのも頷けるし、話題になるのも分かる。手垢のついた、カッコつけた言い方をすれば「これはあなたの物語です」ということなのだろう。 食べ物を美味しくなさそうに表現できる著者の感性に驚く。このアンバランスな感じ、どこかで見た。そうだ、東京喰種だ! 食事って本当に面倒くさい。食事をすることを考えないといけない。生物としての宿命であるけど、それを考えなくて済んだらどんなに楽だろうかと思う。これまで生きてきて、食事について考えていた時間を集約したら何時間になるのか。食事にかけた金を勘定したら、一体いくらになるのか。 タイトルの「おいしいごはんが食べられますように」とは二谷の願いか、それとも芦川の刃物みたいな善意なのか。 弱者は守られるべき。だけど、弱者を守る者たちは誰に守ってもらえばいい? 多様性を受け入れるべき!は確かにその通りなのだけど、では、多様性を受け入れることで全員が幸せになれるのか。 そんなことを考えさせられる小説だった。
- たかとし@yume_hon_no_mushi2025年6月1日読んでる中盤まで読んだ。モヤモヤする話、みたいに言われていたけど確かにその通りだ。みんな善人で、みんな悪人…というか、悪意のない悪。芦川さんに対する違和感、まどマギのまどかに抱いた気持ちに似ている。悪意のない悪。周りが振り回されるのをただいい顔して見守ることしかできない。 (ところでReadsの使い方はこれで合っているのだろうか)
- たかとし@yume_hon_no_mushi2025年5月31日読み始めたずっと前から話題になっていたけど、なんとなく放置していた。今回、文庫本が出ているのを見つけたので購入。タイトルと表紙に似合わぬ恐怖を得られるということで、楽しみである。
- MARU@maru092025年5月31日読み終わった借りてきたタイトルが呪いの言葉にしか思えない…この本、予想に反してホラーだった。「みんなで食べるものがだいたいまずい」っていうくだり、すごくわかる。
- atarayo@atarayo_______2025年5月25日読み終わったあんなにも下品に「食べる」を表現できるとは。 宝石のようにキラキラとした食べ物との対比が、尚更不快さを感じた。 私は圧倒的に押尾さんだ。
- おかん@okan2025年5月24日読み終わった食べることは生きること 当たり前すぎて、疑うことはなかった 当たり前のことだから、自分にとって1番満足する選択を、食においてはしなくてはいけないと思った そうじゃないと、生きることがしんどくなってしまうと感じる でも、今食べているもの、これから食べようとしているものに対して、なぜか疑ってしまうような気持ちを持つようになってきた。必要か、健康にいいのか そんなことどうでもいい ご飯は自由に食べたい
- あのね@inu_daifuku_2025年5月18日読んでる「自分はいつか結婚するんだろう、と二谷は思っている。結婚がしたいわけではなくて、結婚したくないと思ったことがないからだった。世の中には一生結婚しないと決めている人もいるけれど、そういうのは確固たる意志がある人だけが決意するものであって、特に何の希望もない自分のような者は、いつか結婚しなければ辻褄が合わない。ならば、喜んでくれる人が多いうちにしてしまうのがいいんだろう、そんなふうに考えていた。」
- あのね@inu_daifuku_2025年5月18日読み終わったなんだこの本…一気に読まされてしまったけれど、どういう気持ちになればいいんだろう… ドリンクおかわり自由のミスドに2時間くらい居座って読んでいたからマグカップの中身が減るたびに店員さんがミルクティーを注ぎにきて、読み終わるまでにたぶん5杯くらい飲んで、なんか今すごくお腹いっぱいになっている。なんだこの本。 わたしはたぶん押尾さんにいちばん似ていて、芦川さんみたいなひとには少し憧れがあるけど絶対になれないし嫌いで、二谷のことはとくに嫌なやつだなと思う。 誰の視点でも書かれていないから誰に共感すればいいかもよくわからない。全員に嫌悪感を抱くけど全員にほんの少し共感してしまう。どういう気持ちになればいいのか本当にわからない。でも一気に読まされてしまった。おもしろかったのか、そうでないのか、この本がすきなのか、そうでないのか。よくわからない。感じたことのない読後感だった。 これまで人並み以上に本を読んできたほうだと思うけれど、まだ新しい読後感を抱くことってあるんだ。すごいな。 もうお昼ごはんの時間だけど、なにも食べなくてもいいかも。なんか食欲がない。
- Pipi@Pipi08082025年5月18日読み終わったリアルすぎる小説だ。どの職場にも、押尾・芦川・二谷はいる。「みんなで食べるものがだいたいまずい」ってことには、共感できる自分がいる。善意の押売は人を、疲弊させる。各々のスタイルで「おいしいごはんが食べられますように」🐥🐥
- おこめ@ufufu3052025年5月15日読み終わった表紙とタイトルは、優しさに見せかけた暴力。 おいしい、と感じるのと、「食べた〜」という充足感を感じるのは別の話。 身体にいいものを、素敵に飾られたものを、栄養バランスよく……そんなん分かってんだよ。でも何かが足りないんだよ。
- ちゃぺ@C_PI02122025年5月13日気になる買った読み終わったおいしいごはんが食べられますように。 私は食事が大好きだが世の中には食事が嫌いな人がいて、弱いものを守りたい人はいるが、弱いものが嫌いで穢したい人もいて、題名とは裏腹に繰り広げられる社内でのドロドロ人間関係が自分の社会と重なり人ってつくづく気持ち悪いと感じるがそれが人間なんだと思わされた。 私も気持ち人間なんだ。
- hayu🪿@ymym2025年5月11日読み終わった表紙からは想像できない後味の悪さ。 「おいしいごはん」って人によっては 必ずしも栄養のあるごはん、 人と一緒に食べるご飯とは違うよねっ てことですかね?
- 歩@takeastroll2025年5月10日読み終わった一気に読んだ。でっかい溜息と呻き声でた。 傲慢と善良を読んだときのザワザワと同じです。 芦川さんには思うところだらけで、そんな芦川さんに通づる部分がある自分もいて、もう全部まとめて憎らしいなあと!!仕事ろくにできないのに毎日弁当は丁寧に自炊してることを良しとしない人もいたりして。とか考えちゃった、本質とずれてるかもしれないけど。 身体だけは丈夫で良かったと思っている。 というか、私は無理すれば出勤できる程度にしか体調を崩せないだけであって、動けなくなる人はいるだろうよーと、やや無理解な押尾さんにも、少し、もやつく。思うことは至極共感するし、最後の挨拶はスカッとした。 二谷さんの食に対する考え方も、うーん、なんだけど、それでも食べているあたり愛はたしかにあって。だから登場人物全員、わかるっちゃわかるけど全部は理解したくない感じあって面白い。 守られ、やってもらって当然と思いたくないし自分でなんとかしたいから堂々と頼ったりお願いできず、かと言ってひとりでは捌ききれなくてフォローしてもらい、結果的に、手を差し伸べてもらうのを待っていたんですか?みたいな状態になるのが悔しい人間もいますからね。ごまめより。
- nagiuni@hannarina2025年5月8日読み終わった借りてきた「熊はどこにいるの」に続く読後感の悪さ 食べ物の話って読んだ後なにか食べたくなるものだけどこれは逆だった ネットで話題になっているからと言って闇雲に手を出すのはやめなきゃ
- pessimism@notimetosleep2025年5月8日読み終わった自分ばかり頑張ってると思ってしまう。でも、自分にだって苦手なことがあって、人に頑張ってもらわなきゃいけないかもしれない。強くありたいけど、弱くて周りに助けてもらえる人もうらやましい。
- ひつじ@mizubook_6162025年5月7日まだ読んでるいるよね、職場にこんな人…と思いながら少しずつ読み進めてます。 今日の読書のおともは めちゃめちゃかわいい猫まんじゅう🐈♡ 高山に行ったら絶対買う!!
- りな@ainnaquartz2025年5月6日読み終わった胸糞悪さを抱きながらどんな展開になるんだろうというハラハラ感で読みきれました…。 こんな読書経験味わったの初めて…。 読み終わったけど読み落としている所はあると自覚はしているので、また再読はしたい…。 …時間を置いてから。
- ほのめ@udonco2025年5月5日買った読み終わった@ 本と豆料理 豆千読みやすい文体で、一度開いたらサクサク読み進められた。 登場人物全員にちょっとずつ共感できるところがちゃんとあるのに、それと同時に「いや絶対に分かり合えないわ」と圧倒的な断絶を突き付けられるのすごい。そこ両立できるんだ。 芦谷さん、たぶんネットの感想とかでは蛇蝎の如く嫌われてボロクソ言われてるんだろうな……と思いながら読んで、読後に調べたらまあやっぱりそうだったんだけど、私はなんだか彼女のことが最後まで嫌いになれず。 というかメイン3人全員なんかそんな感じ。 現実にいたら絶対関わりたくないタイプだけど、妙に憎めないというか……。 芦谷さんの行動がどこまで自覚的かってところはあえて描写されずに終わるけど、他人をまあまあ辛辣な目で見ている二谷が「彼女の具合が悪そうなところは本当に見えた」みたいなことを言う場面があったので、彼女はきっと本当に社会生活向いてないタイプなんじゃないのかなあ……。 愛される才能はあるんだろうけど、それをもってして補えないしんどさを抱えているんじゃなかろうか。 描写されてないだけで、彼女自身の一人称の世界では、相当生きづらい人なんじゃないかと思う。 自分は駄目なところだけ芦川さんに似ていて、彼女の持つマメさや優しさや愛嬌みたいなのは全く持ち合わせていない人間なので、何ならちょっと尊敬の念さえ湧いてしまった。 この本読んでこの感想に至るの相当まずい気がするけど、今から入れる保険ありますかね?
- みみみ@333_chan2025年5月5日読み終わった食べるという行為が生きるためという本来の目的を超えた意味を成していることのめんどくささを紐解いて実感していくような本だった。 私は働きだしてから、感情は仕事にとって邪魔だから職場に持ち込むものでないと思っていたけれども、生きてる人間である限りいやでも感情と向き合うことは免れないんだな。職場って本当に難しい。
- momoka oba@momoka2025年5月4日読み終わった公園のベンチに座り、2時間足らずで一気に読んだ。私は完全に押尾さんタイプ。だからもちろん、芦川さんみたいなタイプは苦手。見ていていらつく。むかつく。正直、ありがとうございます〜って受け取ったお菓子をこっそり捨てた経験、わたしもあった気がする。 そんな人間の嫌な感情がうまいこと書かれていて、最高に面白かった。決してスカッとする話ではないのに、読後感はなぜかすっきり。
- 月日@tsu_ki_hi_2025年5月3日買った読み終わった@ 自宅ちゃんとしているわたしが周りから当たり前になって、そういう人だから、でちゃっかり許されてしまう人たちを横目に、わたしも痛みに弱かったら良かったのに、適当にやれる図太さがあったら良かったのに、って、羨むのとも違う気持ちを目前にしてじくじくした。 そうするのを選んでいるのは自分でしょう?と言われればそうなんだけれど。やれるかやれないかじゃなくてやるしかない、を抱えて生きてるの、解られてたまるかと思いながらどこかでわかって欲しいって思っている。思わず途中でカップ麺食べながら行儀悪く読んだ
- 森々@mori_hkz2025年5月3日読み終わった「こんなにご飯が美味しくなさそうな本初めて」「すごくご飯が不味そうに感じる」という評判を得てから読むと、本当に美味しくなさそう。ご飯自体が美味しくないんじゃなくて、食べる側が心底苦痛なんだなとわかる文章だった。 二谷が理解できなくて怖い。芦川さんのことは好きだけど食事が苦痛、だと思って読んでも本当に芦川さんのことが好きなのか疑問が出てくるし好きならそこまでやる?ってところもある。 登場人物だと押尾さんに感情移入したけど、出てくる人みんなうっすら好きになれない。 「会社あるある」のような実生活にある登場人物の嫌な感じと距離感が共感できる本だった。
- ことこと@kotocrow2025年5月3日読み終わったちょうど職場で食べるお昼の嫌さを感じていたので共感もあり、でもごはん食べることは好きだから反感もあり、一気に読んだ。私の場合、どうでもいい人と食べるご飯はどうでもいいしあんま味しない。飲み会なんかの後は絶対コンビニでグミとかアイスとか買い食いして帰る。逃れられないくらい生活と近いのに社交に使われるから、距離感を誤りやすいのかも。ケーキの食欲失せる表現が良すぎて誰にもおすすめできない。
- とり@torikawaniku2025年5月2日読み終わった買ったその日に読み切ってしまった。自分と違う視点で身近なことを描写されると読むのを止められない。明るい話ではないと知っていたから、どういう意味合いのタイトルなんだろうなと思ったけど、祈りというか冷めた笑いとか諦めに近いものなのかなと思った。これ、表紙の絵も読む前と後で変わるなあ。
- 白ぽめ@syrupome2025年5月2日読み終わったさくっと読めるのに非常に考えさせられる内容でした。とどめを刺すようなラストは半分ホラー。 二谷の地獄は続く。どうか彼も、また彼女も、おいしいごはんが食べられますように。
- つな@tuna_27_27_272025年4月30日買った読み終わった2025/04/30~05/04 タイトルと表紙からは想像つかない、「ちょいドロ」な内容。 私は食べることが大好きだから、二谷の気持ちはちょっと分からなかった。 職場に芦川みたいな人いたら嫌だな~ああいうあざとい?感じの人苦手。
- まる@___if_na2025年4月29日読み終わったおいしいごはんの出てくる、やさしい物語かと思って手に取ったけれど、全くそんなことはなかった。私はおいしいご飯が大好きで、その悦びを共有できる人と共に過ごしたいけれど、二谷の食への感覚も否定できるものではなくて、嫌悪と共感に、ぐぬぬ……と思いながら読み進めた。芦川さんのような想像力を欠いた善意の塊のような人が職場にいたら、私は厄介と感じると思う。考えさせられる、というより自分の抱いた感情を分析せざるを得ない小説だった。 ザラザラした読後感をどうしようかと考えて読んだ、一穂ミチさんの解説がとてもよかった。
- 棚@tana2025年4月27日気になる読み終わった文庫化したとききつけ読んだ、一瞬だった わたしは押尾寄りの人間だからそう思うのかも知れないけど、すっきりさせてくれない結末が、現実で得る感情とリンクして忘れられない読後感になった
- okabe@m_okabe2025年4月23日読み終わったいじわるな小説だと思った。自分たちが普段ちょっとだけ思っているいじわるなこと、でも言葉にはしないようなことを、わざわざ言葉にして、しかも絶妙な具合に誇張して。読んでいて心がむず痒くなる。
- ざわ@boc_zawa2025年4月22日読み終わった全てを理解できなくても、読み終わった時の「なんか良かった」っていう感覚は純文学っていうジャンルじゃないと味わえないなと改めて実感。 ねっこは似ててもその先の人生次第で、完全に理解し合える人間なんていないっていう言葉が印象に残った。
- 蛸足配線@nekoai302025年4月22日再読中芦川寄りの人間としては、周囲によく思われていないことはわかっているけれど、それでも自分にできる方法で生活を回すしかないのだよ、、と思う。芦川さんの主観的な内面は本作では描かれていないから、彼女が自身をどう思っているかはわからないが。 二谷のように、多くの男性にとっては尊敬より軽蔑が性的欲求と強く結びついている?
- noi@harukyan952025年4月21日読み終わったもしも私がこの職場にいたら、どうだろうか。 押尾さんの立場だったら、芦川さんを嫌いになってしまうだろう。 嫌いになってしまった相手の手から作り出されたものを、体内に入れることへの嫌悪感を、私は知っている。 高校の頃、担任が手作りのバナナパウンドケーキを配り始めた時は、教室を抜け出した。誕生日に手作りのマフィンを貰った時は、二谷と同じく、手で握り潰してゴミ箱に捨てた。 もうすっかり忘れていた嫌な記憶。 多分、私が押尾さんでも二谷でも芦川さんが作ったお菓子は食べない。 そして、芦川さんに「私の分は作らなくて大丈夫です」と伝え、それで終わりにすると思う。 そう言い出す人が、この職場にはいない。 人がせっかく作ってきたものを断るということに、強いストレスを感じるのか。 それとも、みんな食べているのに「私はいらない」ということで、悪目立ちしたくないのか。 でも、食べたくないものを食べ続けるストレスもあるのだから、無理することでもないと思う。無理して食べ続けたら必要以上に相手を嫌いになりそうだし。食べ物は美味しく頂くのが礼儀だと思うから。 しかし、私の行動が正しいとも言い切れないのが社会の複雑さだ。 食べたくもない時に、賞味期限の短い手作りお菓子を渡される。しかも好きで関わっているわけでもない同僚に。 体内に異物を入れるという行為は、我慢しながら行うものではない。
- 蛸足配線@nekoai302025年4月19日買った読み終わった一人暮らしの部屋でスムーズに夕食を用意する程度の段取りはできる筈の芦川だが、仕事においては殆ど無能である。弱さを印象づけ、他の社員に仕事を押し付けて帰宅する。しかし愛想の良さで許容されている。人から許されるための能力だけを磨き続けた芦川に二谷が軽蔑まじりの欲情を向けるところがとても生々しい。会話で対等に渡り合える押尾より、常に「弱者」で居てくれる芦川に性的に惹きつけられる二谷の女性観は、古典的昭和オヤジとして描かれる藤さんと本質的には大差ないように思える。二谷の方が自身の蔑みに自覚的なぶん屈折しているものの。
- べに@beni_2025年4月17日買った読み始めた電子版で買おうと思っていたのだけれど、サイン本に出会えたので紙で購入。読み始めからずっと不穏だし、心の中の嫌なところをぐさぐさと刺してくる。わかるなんて言いたくないけれど、わかるなあと思ってしまうところがたくさん。
- ぴぐ@pgmn2025年4月15日買った読み終わった食べ物をテーマやキーワードにした物語が少し苦手だった。それはたぶん、食へのこだわりの無さや、一方でそこそこの偏食家であることが招いたコンプレックスであったのだと思う。 書店でこの本のタイトルと表紙を見かけても絶対に手に取らなかったと思うけれど、ネットであらすじを見かけた際に絶対読みたいと思った。 体型を気にして等の理由とは別で、食べることがなんとなく苦手な人は10人に1人くらいの割合でいる気がする。生きるためには食べることから逃げられないし広告やメディア、SNSでも食べ物に触れない日はない。そんな社会で、食事が苦手という気持ちを隠して生活する人たちを体現した本でありタイトルであり表紙であるようにも見えるなと感じた。 二谷を見ていると、かつて私に恋人の愚痴をこぼしてきた知人の顔が浮かんでくる。恋人を理解できないという貴方のこともまた、私は理解できない。そしてまた一つ、恋愛への不信感を募らせる。
- 絵美子@835emiko2025年3月9日読み終わった読書メモ2025/3/9 作業の小休止に読み始めたら最初の8ページでキェェとなり消化不良のニラみたいな気持ちになってしまった。二谷押尾芦川の側面を少しづつ持ち、相手によって仕事中に無意識にそれを使い分けていて、だからこそ臓器がちりちりして捲る度にテストステロン値が高まってくる(?)かのようだった。 ライブの転換中に読み終わり、いちばん近いのは二谷だとぼんやり思った。
- ichigo tarte@ichigo__tarte__1900年1月1日芦川さんより、材料費みんなで負担しようよって言い出した女と二谷が嫌い まぁ実際体調悪くて早退したのに次の日手作りお菓子作ってくる神経はある意味すごい。元気じゃん。