
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年6月6日

嫉妬論
山本圭
読んでる
『嫉妬心についてあれこれ考えるのはあまり愉快なことではない。人間のドロドロした感情を見つめること自体がときに心苦しいばかりでなく、どうしてもその過程で、認めたくない、日頃考えないようにしている自らの暗い部分を覗き込むことになるからだ。』
普段目を背けている、後ろ暗い感情に焦点を当てること。そうすることで自分は何を得たいんだろう?自問自答しながら読み進めている。
『嫉妬は自らを偽装する。』
『誰かへの嫉妬を認めることは、同時にその人物に対する劣等感を認めることにもなるのだ。これは当人の自尊心を大いに傷つけるものであり、なかなか受け入れがたいことだろう。』
誰でも自分の中に負の感情が渦巻いていることを認めたくない。
その感情に向き合うことで自分はどうなりたいのだろう?
●嫉妬とジェラシーの違い比較
『嫉妬(envy)』
→「欠如」にかかわる≒「獲得」
『ジェラシー(jealousy)
→「喪失」にかかわる≒「保持」