
りなっこ
@rinakko
2025年6月5日

ゴッホ作品集
冨田章
読み終わった
『ゴッホの犬と耳とひまわり』を読んだ流れで、まだ通読していなかった画集を引っ張り出した。
ゴッホは狂気の天才画家などではなく、新しい美術を熱心に模索する理知的な画家であり探求者だった。そして語学も得意。
あらためて面白かったのは、巨匠たちを模写した作品群。忠実な模写とは全く別物で、ゴッホが自己流に解釈して「翻訳」した作品はどう見てもゴッホだ。“ゴッホがやるまで、こんな変わったことをやった画家はいなかった。”
写真がとても綺麗で、評する文章も的確でよかった。


