もぐもぐ羊 "戒厳" 2025年6月6日

戒厳
戒厳
四方田犬彦
第十章まで一気に読んだ。 残りは第十一章戒厳令発動とエピローグのみ。 もったいないので一旦ここで本を閉じる。 大学を卒業して4月からの半年とは思えないくらい濃密な日々でまるで小説のようだった。 突然何も知らされずにKCIAに連行された先で、KCIAの採用試験の日本語の試験官をやらされた話とか映画やドラマでもなかなか出てこないようなエピソードで読んでてドキドキした。 しかも教え子が採用試験を受けにきて会場で出くわしたり。 全羅南道の学生が地元の光州を案内してくれたエピソードを読みながら、この時は光州事件は起きていないんだなと思った(朴正熙暗殺事件後に全斗煥の号令で光州に軍隊が送られたので)
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