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@teihakutou
2025年6月7日

ユリイカ(2025 3(第57巻第4号))
小林銅蟲,
有元葉子,
稲田俊輔,
高山なおみ
読んでる
・一人暮らしを始めて5ヶ月、今のところいい感じに自炊を楽しめている。それは、自分の調子を適切に見極めて、外食や買ってきた惣菜を挟みながらやれているからだと思う。わたしは無理をしないのが上手い。
・今は、自分で作って、食べるのも自分だけだから好き勝手できるけど、他に食べる相手がいるとなったらいろいろ違ってくるだろう。未来のこと全然わからないけど、玉村豊男が「最高に自由な料理の形態」と呼んで憧れる今のわたしの「自炊」形式を精一杯満喫したい。(玉村豊男の文章がよくて、気になる存在になった)
・食や料理に精通した方たちの文章なのに、みんなそれぞれに悩んだり試行錯誤したりしながらやってきたんだということがわかって、安心した。毎日エンドレスに続く食事と向き合うのって誰にとっても大変なことだよな、とあらためて。
・わたしの初めての自炊の記憶は、たぶん高1の家庭科の課題で何か一品作らねばならなくなった時に作った、塩焼きそば。我が家では焼きそばと言えばソース味だったのに、わたしが持ち込んだ塩焼きそばが好評で、それ以降、母がソース焼きそばを作ることはなくなった。自分のことを無力な子どもだと思っていた当時のわたしは、自分ひとりの行動で家の慣習ががらっと変わったことが妙に嬉しかったのを覚えている。




