
かにまる
@uri714
2025年6月7日

青い壺 (文春文庫)
有吉佐和子
読み終わった
@ 電車
美しい青磁の壺をめぐる短編集
何かに対して美しいと感じる気持ちは同じでも、それにどれだけの価値を見出し、どう扱うのかは十人十色。価値というものの曖昧さを思うお話でした。
自分の身の回りの物で、こんなふうに長い旅をしてきた物ってほとんどない(大抵新品で物を買うから)
解説でも惜しみない賛辞を贈られている砧青磁、本物を見てみたいなあ
有吉佐和子さんの話は初めて読んだけど、文章がさらさらと流れるようで心地よい

