wug "傷ついた世界の歩き方" 2025年6月8日

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2025年6月8日
傷ついた世界の歩き方
傷ついた世界の歩き方
フランソワ=アンリ・デゼラブル,
森晶羽
デモ下のイランを縦断しながら住民、旅行者と交わるロードムービーのような話だった。主人公と少しノリが合わないな…と思う部分もあったけれども、知らなかった景色、社会が垣間見れて興味深く読み切れた。少し挟まる写真もよかった。 毎回一時婚しているから女遊びはしてないと語る宗教者、最も怖い事は逮捕される事と言いつつ抗議をやめない女性、主人公と出会って語る人たちから、当たり前ながらひとつの国の中に色んな考えを持つ人がいることを実感できる。その中で女性、命、自由、のメッセージが町々で共有され、発信されている様が印象に残った。
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