傷ついた世界の歩き方

15件の記録
- ハンク@lardenkaizer2025年6月23日読み終わった心に残る一節読書メモ感想紹介読書日記小説少し前に読了。イランについて何も知らなかったのだと実感。ヒジャブのこと、それを外して女性が髪を晒すという意味、中東でも珍しいシーア派が多数の国であること。シリアスな内容が含まれる一方で、ときにはユーモラスに語られる場面も多い。イランに生きる人の息遣いも感じられる。今は遠くから、文字でしか知ることの出来ない遠い国だけど、いつかはこの足で歩くことができたらと願わずにはいられない。
- wug@w2025年6月8日読み終わったデモ下のイランを縦断しながら住民、旅行者と交わるロードムービーのような話だった。主人公と少しノリが合わないな…と思う部分もあったけれども、知らなかった景色、社会が垣間見れて興味深く読み切れた。少し挟まる写真もよかった。 毎回一時婚しているから女遊びはしてないと語る宗教者、最も怖い事は逮捕される事と言いつつ抗議をやめない女性、主人公と出会って語る人たちから、当たり前ながらひとつの国の中に色んな考えを持つ人がいることを実感できる。その中で女性、命、自由、のメッセージが町々で共有され、発信されている様が印象に残った。