ふかふかページふかふか "紙魚の手帖Vol.21" 2025年6月8日

紙魚の手帖Vol.21
紙魚の手帖Vol.21
似鳥鶏,
町田そのこほか,
辻堂ゆめ
インタビュー「期待の新人」 ・雨井湖音(あまいこおと)さん。好きなものを繰り返し読む派の気持ち、よくわかる。特支の学園ミステリ、どんな風なんだろう。 ・谷夏読(なっとう)さん。すごいPNだ。爽やかでネバネバしてそうな…?キャラが立ってそうなライトミステリ。 同「注目の新刊」 額賀澪さん「願わくは海の底で」。 東日本大震災を描き「そういうことがあったんだ」の先…気になる。 ブックレビュー(文芸全般)瀧井朝世さん。 紹介の出だしが色々だからかテンポが良くて読みやすい。どれも面白そうに感じる。 同(国内ミステリ)宇田川(うだがわ)拓也さん。 「崑崙奴」のタイトルにも触れているのが良いな。自分なら物語に飲まれてタイトルのことを大抵忘れてしまうので…。 同(翻訳ミステリ)村上貴史さん。 中国でもミステリが流行ってきているらしい。という前情報を支えるような出だしからの「7人殺される」(周浩暉)。かなり突飛そうではあるが勢いも感じる。 同(SF)渡邊利道さん。 国内外で色々な構成のSFが書かれているんだな…としみじみ。「メタ・チョムスキー文法や虚数仮説といった架空理論に基づく緻密な描写」マウンテンは自分に登れるのだろうか…。 同(ファンタジイ)三村美衣さん。 東京創元社は「ファンタジイ」と書く。こだわりを感じる。 国内外バランスよく。500ページ以上あるという「月影の乙女」も読みやすそうに思える。 文芸誌を1冊読み切った! 達成感がある。とてもうれしい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved