
鳥澤光
@hikari413
2025年6月8日

たのしい保育園
滝口悠生
読み終わった
再読再々読
読む本読んだ本2025
二巡。
収録されている「ロッテの高沢」はじめそれぞれの短篇での体の話が本当におもしろくて、というのはクニャクニャからだんだんと硬さと柔らかさが増えていくような甥たち姪たちの感触を思い出すのもあるけど、それ以上に、いま3匹の猫と暮らしていることで(そしてかつて2匹の猫と暮らしたことで)はじめてとるポーズ(前屈みになって自分の膝に肘をついて過ごすとか、胡座をかいて両膝をすこし立ち上げてハンモックにするとか)や「腕がせめてあと1本多ければ……」という毎日やってくる思いとかに置き場が見つかったように思えるからかもしれない。
