白沼
@shironuma
2025年6月9日

バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下
R・F・クァン,
古沢嘉通
読み終わった
銀に異なる国の言語の二つの言葉を刻むことで魔法のような効果を得られる世界で、中国の広東で育ったロビンがバベルという大学の翻訳研究所に入学し、さまざまな困難や現実に直面する、という物語の下巻。
上巻の時点でハッピーエンドにはならないだろうなぁと思ってたけど、結末に胸がギュッとなった。輝かんばかりの学生時代の描写があるからこそ、ロビンたちの離別がすご〜〜くしんどい。
この本のことしばらく忘れられないだろうなぁ。番外編とか出ないかな。グリフィン世代の話とか絶対面白いよ。
