冷やしトマト "いま批評は存在できるのか" 2025年5月21日

いま批評は存在できるのか
いま批評は存在できるのか
三宅香帆,
大澤聡,
東浩紀,
松田樹,
森脇透青,
植田将暉
若手批評家三人の座談会については, プロダクトアウトとマーケットインの対立にも思えた。読者を見据えた論じ方をするか, 従来の人文的な議題を展開していくか。三宅香帆が「なぜ働」で批評をより身近なものにしていきたいという意図があることが分かった。シラスでフル尺動画を見るとまた印象も少し変わるので, そちらもおすすめ。
冷やしトマト
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@tomato_hiehie
「なぜ働」が新書だったせいなのか, ターゲット層を広く設定したせいなのか(少なくとも「動物化する〜」とは違う), 批評として見られない層もいるらしい。批評自体がアカデミズム化しているし, twitterの考察以上の価値を見出せない人が増えている中で, 状況を打破するにはより開かれた身近なものとしての批評を再形成する必要があるように感じた。
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@tomato_hiehie
以下, 動画視聴後: 『2025年に批評は存在できるのか?』フル尺で視聴。冊子版ともいい意味で印象が違った。「なぜ働」に議論が集中しがちだったのは, 批評ならではの社会論が見られなかったから。本の趣旨としてはそれ以前に読書までハードルを下げたこと自体が問題提起だったと理解した。
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@tomato_hiehie
「批評を読むにあたって何を読めばいいか」という質問がすごく良かった。松田さんは『批評の歩き方』のコンテクストとしての価値提示をし, 森脇さんは自身のルーツも交えながら興味に従って好きな本を読むことを勧めた。松田さんには続編を書いてほしいし, 三宅さんには批評入門に位置する本を書き続けてほしい。
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