
時雨崎
@rainstormbook99
2025年6月12日

文庫版 書楼弔堂 破暁
京極夏彦
読み終わった
心に残る一節
「書物と申しますものは、それを記した人の生み出したまやかしの現世、現世の屍なのでございますよ」
タイトルが良い。前から気になってた。
京極先生の本を読むと、本っていくらでも読んでいいんだなあと元気をもらえる。手元におき、開き、字を追い、考える。そのことの価値を信じられる。
現実の偉人が次々出てくる。巷説の人も出て来る。百鬼夜行の人も出てくる。全部繋がってる。
京極著作は読めば読むほど面白くなる。
