
ゆい奈
@tu1_book
2025年6月9日

きりぎりす改版
太宰治
読み終わった
@ 自宅
p290「あなたの作品を、もちろん昔と変らず、貴いものと思って居ります。けれども、その貴さは、はるか遠くで幽かに、この世のものではないように美しく輝いている星のようです。」
『皮膚と心』『風の便り』『水仙』が好きだった。胸の内にある感情と言葉の近さにいつも驚かされる。近いとさえおもえないほどの近さ。感情がそのままの言葉として表面化されていく自然さと美しさ。どうしてこんなにも美しい言葉を紡げるのだろう。読むたびにため息がでるほど好きだなあとおもう。ほんとうにだいすきだ。
付箋を挟んでいなくて、たくさん折った。










