annamsmonde "キャベツ炒めに捧ぐ" 2025年6月10日
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2025年6月10日
キャベツ炒めに捧ぐ
井上荒野
読み終わった
人それぞれのままならない人生が、3人の女性視点でかわるがわる語られる、奥深い読み応え。思い出が、料理やご飯と紐づいていて、食の与えてくれる豊かさが染みてくる小説。 「植物が伸びるように人間は生きていく以上は笑おうとするものだ。」 「十年。じゅうねん。それはある期間というより、奇妙な風景、風変わりな生きもの、微妙な味わいの食べもの、のように思い出される。」
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