
ink
@aslan__
2024年12月17日

星のように離れて雨のように散った
島本理生
読み終わった
印象深いのは、吉沢の「原さんの願望ってなに?したかったこととか、言いたかったこととか、滅茶苦茶でもいいから、いっぺん気が済むまでやってみたら?」という台詞。
春にとってひとつの大きな転換になったのでは?と思う。
自分の欲を認識しそれに対して素直になるというのは、その根源に縛られる程ひどく恐ろしいことには違いなくても、おそらく必要なことなので、、、。
また亜紀との関係性の変化はもちろん、吉沢や篠田、売野との対話から、春が『自分』を知っていく描写には心に触れる何かがあったと思う。