スコスコのスコップ "だまされ屋さん" 2025年6月11日

だまされ屋さん
数日前に読み終わってたけど、良すぎて言葉にするのが難しかった 今のところ2025年ベスト小説かも え、これ私の家族のことですか!?ってききたくなるくらい あまりにも共感できて、読みながらずっと自分も傷ついてたし、物語が進むと同時に癒えていた 機能不全家族の話、とひとまとめにするのではとても言い表せない 傷ついて傷つけられて、他人を責めて自分から逃げ続けてきた登場人物の心の機微を、転換期をこれ以上ないくらい精緻に描いてる 一人ひとりの心理が描写ではなくて「対話」ってスタイルではっきり表現されてるから この人は結局何が言いたかったの?みたいなモヤモヤがない 抽象的な表現はなんか苦手って人におすすめできる小説 坂元裕二脚本でヒューマンドラマとして映像化してほしい!!!!!
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