
pinguincafe
@pinguincafe
2025年6月12日

日記の練習
くどうれいん
買った
読み終わった
@ 電車
くどうれいん『うたうおばけ』(講談社文庫)を読んだのは、去年のCornelius京都公演の物販列に並んでいるとき。
最近小説が出ているのを本屋で見つけたけれど、「今は小説ではないよのなあ」と思って買ったのが本書。書名がいいなと思った。
昔から「日記」を読むのが好きだ。随筆と小説の隙間にあるような感じがする。
職場へ向かう電車の中で読んでいるところに、唐突に知人の名前が現れて仰天した。この春から一緒に働きはじめた人だ。顔を見るなり、この話をする。
自分の日常に繋がらない一種のフィクションとして読んでいたものが、自分の日常に接続するのはこんな感じかと、なんか変な気持ちになる。
本書の話としては、『うたうおばけ』のときから感じていたミドリさんの人のよさが印象に残った。こんなに優しくておおらかな人がいるのかと思う。
くどうさんはとにかく心も身体も忙しそう。エネルギー爆発!




