
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年6月12日

移動と階級
伊藤将人
読んでる
昨日もらったフリーペーパーのテーマが『目的の旅』でこちらを思い出したから読み進める。
●モビリティ・ジャスティス:権力と不平等が、移動をめぐる統治や制限にどのように影響し、人、資源、情報などの環境における不平等なモビリティとインモビリティのパターンを形成するのかを考えるための包括的な概念
→移動とそれをめぐる社会構造や制度、政策が公正かどうかを問うための見方
《この本における『移動』の定義》
観光や出張などの長距離移動、通勤通学や買い物など各種交通手段を利用した日常移動、移住や引っ越しなどの長期的移動といった、期間や距離を問わず空間的・地理的な移動すべてを含む
平日1日の移動にかかる平均費用より、
「お金がある人ほど遠い距離からの、日々の費用がかかる移動が選択しやすいため」≒「経済的な余裕があるからこそ、住まいと移動の自由さを享受できる」というのが腑に落ちない。
自分的にはお金がある人は職場の近くに居住して移動時間をあまりかけない、という印象が強い。
斯くいう私も自宅から某港町まで毎日2時間電車に揺られて通勤していたことがある。交通費が支給されるなら引っ越したりせず自宅から通うように言われたからだ。
これは例外?(というか論外?)
もしくは、家賃を日割り計算して上乗せすると考えたらいいのか?
二項対立に注意と著者が言っていたのはこういうことかと思った。
正解なんてない。
こういう傾向がある、というように参考データとしてざっくり捉えることにする。