うぎょっぴ "魔法使いハウルと火の悪魔" 2025年6月14日

魔法使いハウルと火の悪魔
魔法使いハウルと火の悪魔
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ,
西村醇子
ジブリのハウルの動く城が大好きで、ふと原作読んでみたい!と思い立ち図書館で借りてきました📘 読み始めて1番はじめに思ったのが、「ソフィ気が強すぎる!!」 帽子屋に来た感じの悪いお客さんに 「お前みたいなブスに合う帽子はねぇ!(意訳)」 と言い放つ。 言葉の力で魔法をかけたり、命を吹き込んだりできるという能力を逆手にとって、 癇癪を起こしたら八つ当たりで花に向かって暴言を吐き、ヘドロに変える。 などなど、なかなかの強烈キャラ。 ジブリ版のソフィとは完全に別人! ジブリはかなりキャラを薄めてくれてたんだな。笑 そんな強烈で強気なソフィだけど、 イギリスの古くからの伝え?で、「長女は何をしてもうまくいかない」という考えが深く植え付けられていて、何かうまくいかなかったり、挑戦しようとするとこの考えに足を引っ張られてしまうという一面も。 原作のソフィは良くも悪くも、すっごく人間らしい。 主人公がここまで好みが分かれるキャラなのは珍しい気がする。正直私は苦手寄り笑 原作と映画版で出てくるキャラの性別や年齢、生死が異なって混乱したけど、映画の補足みたいな気持ちで読めて総合的には楽しかったかな!
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