
yuna-yuna
@yunaminxxxtvxq
2025年6月11日

細雪 中(1)
谷崎潤一郎
読んでる
@ 自宅
お春どん、今でいうところの風呂キャンセル界隈の子らしい。愛想が良くて働きもよくみんなから褒められまくりのお春どんだけども、じつはこんな困っててん…っていう幸子の吐露が結構な長さで(6ページ!)続くものの、でも最後は「そら、六年もいられてみると、自分の娘と一緒やわ。狡いとこもあるけど、継子育ちのようなひねくれたとこがのうて、素直で、情愛があって。つくづく厄介な女や思いながら憎む気ィせえへんねん。やっぱりあの娘は人徳があるねんな」と言っていて、なんかホッとした。
