
みんこ
@min-ko16
2025年6月11日

スイマーズ
ジュリー・オオツカ,
小竹由美子
読み終わった
ずーっと気になっていてようやく読了。
1.2章のプールの描写ももちろん素晴らしかったんだけど、介護の仕事をしてる自分としては後半が刺さりまくって……
認知症の進行していく姿、泳げていたはずの母が椅子に座って微笑むだけの存在になってしまうまでの過程。施設の若干の闇。圧巻の描写だった。
「記録してないことは起こらなかったのです」
そんなこと絶対言っちゃダメだけど、こういう現実もあるのかな。私は起きたこと、小さなことでも記録に残しておかないとと思う。
アリスに限らずみんな誰しも、自分の背骨と同じくらい軸になる大切なものを抱えて生きているんだと思いつつ、私はそれを簡単に奪わない人でありたいなと願うばかり。
仕事頑張ろう。うん。