スイマーズ
154件の記録
emu@emu___0h1s2026年2月15日読み終わった市民の憩いのプールに集まる人々。ページを捲る度、チャプターが進む度、視点があれよあれよと変わっていく。いつのまにか足を取られて深い所に溺れてしまいそうな。寄せては返す、波のような、洪水のような記憶の海を渡る。
和月@wanotsuki2026年1月20日読み終わった水みたいな文章で、塩素の匂いみたいに独特の個性がある。読んでいる心地はプールの中に揺蕩う感覚に似ていて、新しい読書体験だった。 題材は「認知症と水泳」 ふたつのテーマを織り交ぜた作品とはいえ、前半と後半では舞台ががらりと変わる。話自体の関連性は一見すると全然無いようにすら思えて、読んでいて驚いた。だけど、平穏で秩序が保たれていた存在(プール)に謎のヒビが現れて、段々と不穏な空気になっていく様は、後半の母の変容と周囲の反応に相対するようにも感じられる。 一文の中で読点がかなり多く、流れるような文体が面白い。一人称複数の語りで進む上に、時々太字や括弧書きで各自の科白や意見が挟まる。その場にいる全ての人の思考を覗き見ているような視点が面白い。 考察し始めるとすごく奥が深い筆致で、この作品ひとつで論文が書けそうだなぁと思ってしまう。 認知症を発症してから進行していくまでの描写は、認知症を患った親族が居る身としてはとても苦しかった。特にべラヴィスタの章。 訳者あとがきに記されているジュリー・オオツカの言葉(ユーモアと悲しみはコインの両面だ)の通り、作品全体の雰囲気は重さ苦しみ一辺倒ではなく、軽くユーモアを交えて表現されている。 静謐と軽快と痛切が絶妙なバランスで配置されていて、とても素晴らし作品だった。



すべての本読み読み委員会@nadare2026年1月17日読み終わった第5回読書会課題図書🦕🌠🩵 プール入る前に腰まで水に浸かるやつ(正式名称不明)と二股の目洗うやつ(同)もうないらしくて悲しみの横転。ラブフレンズのプールの思い出など聞けてハッピー🥹🌼
いの@inolabo2026年1月13日途中で挫折した本読みにくいけど段々マシになるのかと思ったら、中盤さらに読みにくくなって断念。 意味のある文章が50%で他は読んでも読まなくても支障がないと思う。そこに味わいがあるのかもしれないけど、気が散って全く集中できないし、物語にも入っていけない。 かなり実験的な作品なのかな?自分には合わない。



寝具@utouto2025年12月30日読み終わった読み始めたもののなかなか手が伸びず、読み切るのに3ヵ月もかかった。 プールを巡るあれこれ、みたいな入口からは全く想像していなかった出口だった。 親と子の双方に訪れるこの寂しさと困難がそう遠くない未来に私にも降りかかることより、その時後悔を感じるほどの情が自分にあるかどうかの方が怖かった。
ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年12月5日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、12月5日(金)open。11‐18時。ご来店お待ちしてます。 ジュリー・オオツカ、小竹由美子 訳『スイマーズ』新潮クレスト・ブックス どんな痛みからも解き放たれる。泳いでいる、そのときだけは。 プールを愛し滑稽なまでに通い詰める人々、認知症が進行した女性とその娘。 悩みを抱えた人々も、泳ぎ終えたら、ふたたび地上での一日に向き合えるようになるのだ。 一瞬で消えてしまう人生のきらめきと生きることの苛烈さを抱きしめるように描くカーネギー賞受賞作。


- えんどう@aya11816202025年11月30日読み終わった一気に読んだ アリスが『覚えている』こと、『忘れない』こと、『覚えていない』こと。 情景がありありと浮かぶ。 彼女があなたの手を握ったところは涙が出た。



バナナカプチーノ@bananacappuccino2025年11月23日読み終わったチャレンジ本。カバーの色合いがきれい。抽象的でどことなく不穏で難解でした。まだまだ味わって読む境地には達していないな~


ロッタ@rotta_yomu2025年11月10日読み終わったプールの中で揺れる水のようなたゆたう文章が、くるくる変わる話し手たちが、ジュリー・オオツカさんのつくる世界はささやく。 目をそらしつづけることをいい加減やめなさい、だってわたしたちは老いいくし、わたしたちが愛する人も老いていく。 老いていくことを、老いていく愛する人をいつか見送ることを、考えずにはいられなくなった。それは逃れることはできずいつかくるから。 「なぜなら、悲しいかな、パーティーは終わったのです」







喜多一馬@ktkzm2025年11月6日読み終わった池澤春菜さんが紹介しておって、読んだ。キャラの思考や発言が転動するような作品は好きなんだけど、うまく読めなかったな。時間を置いて、再読することとします。



Yuri@yuririri682025年11月1日読み終わった正直文章が読みにくいな〜と感じてあまりのめり込んで読めなかった。 でも扱ってるテーマは認知症の母と娘の話で面白かった。 私にとっての地下プールはどこなんだろうって思いながら読んだ。
月と星@moon_star2025年9月15日読み終わった図書館本少しずつ悲しくなった。 読み終えることができるだろうかと一時休憩をはさんだ。 さらりと日系人が受けた差別が描かれてもいる。 自分の親、いつかは自分がこのように忘れていくのは辛いと感じる。 今、自分にできることは?


月と星@moon_star2025年9月13日借りてきた図書館地上では、病気や悩みなど様々なことがある、いろんな人たち。地下のプールでは、たったの3つのうちのどれか。速い人、中くらいの人、ゆっくりの人。 さて、どんな話だろうか。
たびたび@tabitabi2025年8月27日読み終わった中盤まではこれからSF的な展開になっていくのかな?と思いきや、後半は家族の物語に。 きっと多くの人が親に対して感じるだろう後悔の気持ちとか。淡々とした文体から滲んでくる感じだった。






みんこ@min-ko162025年6月11日読み終わったずーっと気になっていてようやく読了。 1.2章のプールの描写ももちろん素晴らしかったんだけど、介護の仕事をしてる自分としては後半が刺さりまくって…… 認知症の進行していく姿、泳げていたはずの母が椅子に座って微笑むだけの存在になってしまうまでの過程。施設の若干の闇。圧巻の描写だった。 「記録してないことは起こらなかったのです」 そんなこと絶対言っちゃダメだけど、こういう現実もあるのかな。私は起きたこと、小さなことでも記録に残しておかないとと思う。 アリスに限らずみんな誰しも、自分の背骨と同じくらい軸になる大切なものを抱えて生きているんだと思いつつ、私はそれを簡単に奪わない人でありたいなと願うばかり。 仕事頑張ろう。うん。
あるる@aru_booklog2025年3月23日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台認知症になったアリスと家族の話が視点を変えて、残酷なほどに少しの軋みから確実に症状が進行する様を描いていく。残された家族の後悔が痛切だった。序盤のプールの描写が後々効いてくる。これは近々自分も向き合わないといけないんだろうな。




藤野ふじの@fujiponsai2025年3月17日「わたしたち」という主語が水にとけていく。 地下のプールに集まるスイマーたちの語りから始まる第1章。わたしたちのプールに集うひとりひとりの背景が集まって世界が出来上がっていくにがとても良い。その大切な場所が静かに終わっていく。プールに生じたヒビによって場所が失われる。ヒビ。2章からフォーカスされるアリスは認知症を患っていて、周囲の人々から独特の(ユーモラスすらある)語りで状況が語られていく。ヒビが素晴らしく2章以降を引っ張る
おもち@omochi____s2025年3月15日読み終わった前半は地下にある公営プールでのお話。地上での悩みや病からプールで泳ぐ時間だけは開放され、また地上での日常に向き合う人々。けれどプールの底にひびが見つかってから不穏になっていって。 後半は認知症のアリスと娘にフォーカスされていて、自分の家族との向き合い方について考えさせられた。


八藤@fujimaki12282025年3月5日読んでる借りてきた@ 自宅表紙がきれい たしか宇垣美里さんの出演されていた動画で知ったはず プールのひび割れひとつでたくさんの憶測が生まれてくるところが印象的



















































































































