本屋lighthouse "両膝を怪我したわたしの聖女" 2025年6月12日

両膝を怪我したわたしの聖女
両膝を怪我したわたしの聖女
アンドレア・アブレウ,
五十嵐絢音,
村岡直子
そしてわたしは海を見た、いつも同じものに見える海と空、毎日同じ灰色の濃いかたまり。地区の人々の悲しみは雲なんだ、うなじの先、脊柱の一番上の部分に突き刺さった雲なんだという考えがそのとき浮かんだ。(p.148) 気圧が低いときに頭が痛くなったり、気分が落ち込んだりするのは、首のあたりに雲が突き刺さってるから。そう考えると納得した。
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