
gato
@wonderword
2025年6月13日
The Sentence
Louise Erdrich
読んでる
これめっちゃ面白いかも〜!
今まだ80pくらいのさわりのところだけど、ジャネット・ウィンターソンの『Night Side of the River』(幽霊譚)とか、レベッカ・ソルニットの『A Field Guide to Getting Lost』(捕虜の物語・先住民)とか、そしてもちろん同著者の『Books and Islands』とか、今年読んだ他の本とつながる要素が散りばめられていてシナプスがうお〜っ!と動きだす。この、"正しい時に正しい本を読んでいる"という感覚(妄想)、本を読んでて一番気持ちいい瞬間のひとつかも。
本屋を舞台にしたポップでちょっと奇妙な日常もの、は正直食傷気味なほどあふれてるけど、そこにアメリカ先住民の視点が入ることで緊張感が生まれる。客とのやりとりとか、"理解ってる"顔で親しげに話しかけてくるマジョリティへの思いとかを読んでいると、自分の行いを省みて顔を覆いたくなったりもする。ネイティヴ・アメリカンの本を読んでいるとアイヌのこともっと勉強しなきゃなと思う。全然できてないけど。

