
はな
@hana-hitsuji05
2025年6月14日

クローディアの秘密
カニグズバーグ,E.L.,
松永ふみ子
読み終わった
図書館で借りた
価値という言葉の持つ意味って高価で希少性があるものだけではないな。
多分『貸出禁止の本をすくえ!』を読まなかったらこの本にも確実に出会っていなかった。すごい確率でこの本にも出会ったことになるの、すでにすごく面白い。
フタをあけたら自分と共通点の多い主人公がいて、あ〜こりゃエイミーアンが何度も図書館から借りるし、貸出禁止になったら困るわけだと合点がいった。
児童文学と侮っていたつもりはないけど、所々点在するヒントがドレスの背中のホックみたいにかかりそうでかからない!当たってるのに!みたいな感覚に陥ったので、またいつか一発で引っ掛けられるように読み返したくなると思う。
何をどのような価値で秘密とするのか決められるのが大人なのかも?
『秘密が何なのか知られたくはないけど、秘密を持っていることは知られたくなる』



