
yuna-yuna
@yunaminxxxtvxq
2025年6月13日

細雪 中(1)
谷崎潤一郎
読んでる
P153~P192
お隣のシュトルツ夫人とローゼマリーまでもとうとう国へ帰ってしまう前夜、特別にローゼマリーが悦子の家にお泊まりに来て、2人ではしゃいで夜中まで(2時!?)バタバタと廊下を駆けずりまわって騒ぐ様子や、それも最後だからと大目に見る両親との一夜が可笑しくもあたたかくってよかった。
読みながら、夏休みにおばあちゃん家に泊まりにいって、たのしくて従兄弟とはしゃいだ夜を懐かしく思い出したりした。
それにしても、もうお隣さんは登場してこないのかと思うとかなしい。
しかし、啓坊のこと。ヤキモキする啓坊の気持ちも分からなくもないけど、あっちとこっちで言うことを変えて画策する感じは印象よくない(私的に)。中巻の頭から啓坊が出てくるごとに印象がダダ下がりする。
