
益田
@msd
2025年6月14日

フェミニズムはみんなのもの
ベル・フックス,
堀田碧
読み終わった
この本読んでいて感じたことは、男性自身は敵では無い(※暴力など加害行為している人は非難されるべきとは勿論書いている)社会構造/家父長制や私たちの中の差別感情が問題視されるべきだと常々主張しているなと気づいた。まさに「フェミニズムはみんなのもの」を主張している本。あとめちゃくちゃ平易な言葉で書かれていて分かりやすいです。
作者がフェミニズムの現状に危機感を持って書いた本だが、これより数十年経った今の状態は思想が大衆化されたことで、男性を過剰に敵視し、トランスの人に差別感情を撒き散らす"インターネットフェミニスト"が増えて(かなり可視化されて?)より悪くなっている気がする。無論、アンチ・フェミニズムやミソジニーな思想もかなり極端かつ激化していると実感している。その激化する男女の争いがきっかけで、フェミニズムについてしっかり学びたいと思いこの本をとった。
私は自分の中の差別感情や家父長制主義的な考え方に向き合い、性別問わず色んな人と手を取りあいたいとこの本を読みながら思った。





