
菜穂
@mblaq_0825
2025年6月15日

百年の孤独
ガブリエル・ガルシア=マルケス,
鼓直
読んでる
本のある暮らし
積読家
輪読会
輪読会にて
P191~P214
戦闘は終わったが、敵の手に落ちてしまったブエンディア家の次男アウレリャノ・ブエンディア大佐。どうなることかとハラハラしましたが、間一髪のところで長男ホセ・アルカディオが登場し、渋々銃殺隊となっていた大尉たちと逃亡成功。
そして数々の試練を乗越えて再びマコンドへ戻ってきたアウレリャノ・ブエンディア大佐。
ブエンディア家は故人三代目アルカディオとサンタ・ソフィア・デ・ラ・ピエダとの間に生まれた3人の子供たちも増え大賑わいです。
次男アウレリャノも戻ってきて少しは平穏になるかと思ったところで事件です。
二代目である長男アルカディオが謎の死。その後妻のレベーカは家に閉じこもってしまい町の人々からはそのうち忘れ去られてしまいます。
ウルスラ母さんは相変わらず凄くて、うっかり毒を飲んでしまった次男アウレリャノ大佐を救いました。それにしてもアウレリャノ大佐はうっかりすぎ。
この辺から1人読み。P214~P242
復活したアウレリャノ大佐は、信頼のおけるヘルリネド・マルケス大佐にマコンドを任せ、再び町を去りました。
そんなマルケス大佐がアマランタへ想いを寄せており良い仲になったところで求婚するのですが、やっぱり断るんですよ。
アマランタの気持ちがさっぱり分かりません私。
そんな折、アウレリャノ大佐からの手紙に父の死を予告するようなことが書かれていました。
ずっと木に繋がれていた父はいつの間にか巨体になっており、慌てて寝室に移動させるも遂に亡くなってしまいます。
ブエンディア家の家長でもあり、マコンドという町を築いた男が……。一体どのくらいの期間木に繋がれていたのか。その間に自分が殺したアギラルの霊と話し合いながら。
更に一人前の男に育った三代目アウレリャノ・ホセは育ててくれた叔母アマランタと怪しい関係となっていくのですが、正気を取り戻したアマランタにキッパリ拒まれ、父アウレリャノ大佐と、マルケス大佐と共に町を去るのでした。
結局戦闘はなかなか終わりません。
ブエンディア家のゴタゴタもなかなかおさまりません。
アウレリャノ大佐の子供と名乗るもの達もたくさん現れます。どれも本当の子供たち。カオスです。
そんな中ウルスラ母さんはやっぱり逞しい。
”年を取り、喪がつづき、心配ごとが重なっているにもかかわらず、少しも老いぼれなかった”(本文より)
”「わたしがいきてるうちは」「この変人ぞろいの屋敷にもお金だけは不足しないよ」”(本文より)
さすがウルスラ母さん。
色んなことが起こりすぎて読んでる私は混乱するばかりですが、ウルスラ母さんの言葉でなんとなく一安心。
ただ……叔母と結婚してもいいという事実を知り再びアマランタの元に戻ってきた三代目アウレリャノが……あぁ……というところで続きは次回へ。


