もぐもぐ羊 "誰でもない" 2025年6月15日

誰でもない
誰でもない
ファン・ジョンウン,
斎藤真理子
寝るまえに何か短篇を読もうと手にとった。 読みはじめてからこの風景見たことある気がすると思って、何かのドラマかな?と思ってたんだけど、この本を読んだことがあるからだった。 すでに読んだことのある本の文庫化だった。 今日読んだ『上京』は風景や空気が思い浮かぶストーリーで、たまに匂いまで漂って来るような錯覚まであった。 以前読んだ時にも多分そうだったんだと思う。 知らない田舎の畑に行ってたくさん収穫して、畑の主にさらにいろいろ持たされて、行きよりも車体が沈んだり、映像として脳内でぼんやりその様子が見えて、そういうシーンが多くておもしろかった。 この本を読むのは二周目だけど、ちょっとずつ前に読んだ時と感じ方が変化したかどうかを確認しながら読みたい。
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