誰でもない

104件の記録
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年5月25日少し読んだ短篇集の中から「笑う男」と「単行本盤訳者あとがき」、「文庫版訳者あとがき」を読む。 「笑う男」は何度か形を変えて『ディディの傘』に収録されている「d」に結実したとのことで、はじまりの物語を読みたくて一篇だけ読んだ。 「笑う男」と「d」の間にはセウォル号事件が起きており、「d」はこの事件の影響を大きく受けている。 著者自身もセウォル号事件以降書けない時期が続いたとのことで、韓国社会に属する全ての人が大きなショックを受けたことは想像に難くない。 「笑う男」と「d」はもはや別の物語になっていたし、それが著者がだした答えなのだと思う。
- 🌦️@restgoogoo2025年5月8日読んでる読んでる途中… 韓国文学に関わる方や本屋さんの推薦で読んでるけど、これ読み手のバックグラウンド次第で解像度違うんだろうな…というのをひしひしと感じ、口の中が少し苦い
- ゅ@wancorocoro2025年3月21日読んでる最近睡眠に命かけてて(結構ずっと集中して仕事してて、寝不足だと本当に終わる)、おかげで往復の電車や出勤前早く着いたときに眠くならずに本が読めてる。棚ぼた感〜! 最近のお供がこちら。時間が限られてるからちまちま読み進めてるんだけど、おもしろい。 明確な起承転結があるわけじゃないんだけどなんか手が止まらない、いちいちウ、と痛いところを突かれるような、閉じていた目をガッと開けさせられるような感覚になる。 久しぶりに文庫を買ったけどやっぱり持ち運び便利だな…
- ミキ@miki___632025年3月11日読み始めた電車で読みはじめた。短編集なので細切れに読みやすい。 ー 私は自分のひざを見ていた。しばらく遠ざかってから。サイドミラーで見た九十歳の老婦人は、庭にぽつんと立ってこっちを見ていた。 P37 「上京」 一見のどかで、でも恐いような、田舎の一風景の描写が印象的。