
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2025年6月17日

境界なきフェミニズム
チャンドラー・タルパデー・モーハンティー,
堀田碧
まだ読んでる
就寝前読書
第6章も勢いで読む(思いのほか長かった)。
〈本章では、「女性の仕事」という分析カテゴリーをとりあげ、こうしたカテゴリーによってジェンダーと人種のヒエラルヒーが歴史的に当然視されてきたことを考察したい。現在の世界秩序の確立や維持・強化にとって、国際分業は中心的な役割を果たしている。グローバルな組み立てラインは、「仕事を提供」し、利益を生むだけでなく、人間をも製造している。だから、ある仕事やそれに携わる労働者を当然視する想定は、グローバル資本主義の性の政治学を理解するうえできわめて重要だ。〉(208頁)