
kasu.
@11uyksm
2025年6月17日

いけない
道尾秀介
読み終わった
電子書籍
Kindle
久々の読了。
こちらの作品、本当に凄すぎる。
体験型ミステリー小説。
新しい読書体験をありがとう。
第1章 弓投げの崖を見てはいけない
〜自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く〜
悲しくもあり、虚しくもあり、複雑。
ラストの写真を見た時、全然意味がわからず⋯
難しすぎたので解説を調べて、納得。
こういう事だったのね⋯と驚愕。
第2章 その話を聞かせてはいけない
〜友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か?偽物か?〜
前章との繋がりもみせつつ、心苦しいお話でもあった。
山内、ホントに実在してる友達?と疑いたくなるけど、4章でも出てくるからきっと実在してるよね⋯?
ラストの写真を見た時はクスリと笑えてしまった。
第3章 絵の謎に気づいてはいけない
〜宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが〜
自殺?他殺?分からないまま話が進んで、怪しい人がずっと出てくる。それなのに核心が分からない。
終盤、怒涛ラッシュの様に気付くこともあるけどイマイチ腑に落ちない。⋯と思ったらラストの写真。
「おいー!」と声を上げたくなるくらいの驚きが用意されてた。
終章 街の平和を信じてはいけない
〜これまでの物語全てが絡み合い、更なる“真実”に辿り着く〜
全ての章の答え合わせのような終章。読み終えた時にこの章のタイトルの意味が重くのしかかる。



