
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年7月9日

嫉妬論
山本圭
読んでる
■嫉妬と憎しみ-プルタルコス
『憎しみはその対象である人物が悪い人間であることを必要とするが、妬みはただ幸福を目にするだけで生じる。また、憎しみには限度があるが、妬みには限りがない点も重要である。』
■嫉妬と愛-トマス・アクィナス
『嫉妬が隣人の善についての苦痛であるのに対し、愛は同じ善についての喜びなのである。』
■嫉妬の効用?-フランシス・ベーコン
「嫉妬はさまよい歩く情念であって、街路をうろついて家にじっとしていない」
「妬みは最も執拗な長つづきする感情である」
妬み、嫉妬は本当に厄介だ。同じものを根源にしても少しの違いで愛が嫉妬へ転じることもあるし、しかも際限がなく執拗に長続きする感情だという。
嫉妬と愛が紙一重ならば、嫉妬から愛に転じることもあるのか…?と考えてみたけれど、ほぼ可能性がないに等しい気がする。
まれに少女漫画とかでひとりの人を取り合うライバルだったけど意気投合して仲良しに!みたいな展開になるものもあるにはあるけれど…。
現実的にあり得るのかな?実際どちらかと言えばきっぱり関わりを断つという結果になりそうな気がする。それか妬み続けるか。