
たびたび
@tabitabi
2025年6月18日

ナイルパーチの女子会
柚木麻子
読み終わった
出会った瞬間にいろんな偶然を必然と感じ、この人が運命の友達だ!と舞い上がった経験がある。さらに、この物語のように少しずつそのメッキが剥がれてきて、心が立ち行かなくなったという経験も。
結局自分の理想像を勝手に組み立てて、それをできたばかりの友達に当てはめていたのかと。
初めは作中のストーカーじみた行動やセリフ達を、あるあるー、と思いながら面白半分で読み進めてたけど、ふいに当時自分もこんな必死感で生きていなかっただろうか、とうすら寒い気持ちになった。